薬学生薬局実務実習受け入れ(薬局製剤・漢方製剤) 二年目第二期

薬学生薬局実務実習受け入れ(漢方製剤)の2年目の第二期です。実務実習(漢方製剤)の受け入れには、第一期、第二期、第三期とありますが、第二期が一番多く、学生も集中します。今回は5年生、11名の受け入れだったので、大きめの会議室を借りました。

講義内容を少し変更しています。「調剤薬局での(漢方薬)服薬指導の方法」を新しく加筆、「歴史について」は、易しく、「漢方薬と西洋薬の相互作用」を加筆しました。3時間の講義で、漢方薬の概要を集中して話しています。

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毎回宿題を出しているのですが、今回はシミュレーションを中心に出題しました。学生が、店頭にたったとき、しっかりと患者さんとお話しできるように・・・。と、考えているのですが、大丈夫かな。

1 東洋医学と西洋医学の違いについて記載してください。

2 薬局製剤、調剤、製薬会社の製剤、の違いを記載してください。

3 店頭に「風邪」のお客さんが来ました。風邪薬を欲しそうにしています。対話をシミュレーションしてください。勧める処方は漢方薬ならなんでもOKです。主訴も何でもいいです。 お客さんの例:子供に風邪をうつされた。2~3日前から。ゾクゾクする。鼻水は出ない。汗は出ない。最近忙しくて疲れている。熱は37.5度ぐらい。

4 調剤薬局のお話です。産婦人科より葛根湯 2週間分を処方された女性が来店しました。「初産」とまでお話を聞きました。不安もあるようです。何を聞いて、どう服薬指導・生活指導しますか?

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この記事を書いた人

漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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