シャクヤク(生薬)

芍薬の花を買ってきました。大輪の花ですごく綺麗ですね、ツボミが2~3日で大きく開きました。 芍薬はキンポウゲ科の「草」で、漢方の生薬になるのは根の部分です。乾燥させた後に、皮の部分を削って加工したものが、原料になります。日本では皮を除いたものを使い白芍と呼ばれます。皮付きを赤芍と呼びます。芍薬:日本漢方生薬製剤協会

芍薬

芍薬は多くの漢方薬に使われていて、芍薬の名前がついて有名なのが芍薬甘草湯。こむら返りや、筋肉の緊張状態(差し込みなど)にも使う処方です。「芍薬」(根を刻んだもの)は店頭でも扱っていますので、お問い合わせください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

目次