冷え性

年齢で考える、冷え性のタイプ別改善方法

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冷え性のお悩みでは、 お風呂に入っても暖まらない、という冷え性から、今年は十数年ぶりに「しもやけ」が出来た!という冷え性、靴下をかさねばきしないと眠られない、という冷え性。 色々なタイプの冷え性があります。

なかなか西洋医学では治療薬のない冷え性ですが、「漢方薬では効果があった!改善した」という声が多い分野でもあります。 ただ、タイプによって処方は違いますし、その処方の中でも、加減する場合があります。

手足が冷たい「冷え性」のタイプ

冷え性は全般的に女性に起きやすく、慢性的な血行循環不良が根底にあります。10代~20代に起こる冷え性で「手足が氷のように冷たい」タイプ。

本人は、自覚が無いのですが、友達によく言われる、触ると本当に冷たい、という冷え性です。 このタイプの冷え性は、過去「ためしてガッテン」でも放送された事もあります

 なんと、手足の冷えは、末しょう血管を収縮させて、暖かい血液を中に閉じ込めて熱が逃げないようにする、つまり、熱を逃さないための大事な仕組みだったのです!体の表面が冷たくなるのは、寒さに対して体の内部の温度(深部温)を守ろうと反応している証拠。この人間に備わった寒さから身を守る防御システムが過剰に反応してしまうのが、女性に多い症状である冷え性です。室内で凍死!?低体温が中高年を襲う : ためしてガッテン - NHK

この場合、血行循環を改善する処方に、体液などを増やし体を元気にする処方を加えて検討します。例えば、漢方処方としては、婦宝当帰膠+温経湯などをよくお勧めしています。

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手足が冷たく頭は熱い「冷え逆上せ」タイプ

30代になると、冷え性がだんだんと「冷え逆上せ」に移ります。これは、漢方では「水(津液)の代謝」バランスが崩れていくから。手足先がすごく冷たいけど、顔には汗が出て、とか。足だけ冷たいけど顔が逆上せて。と自律神経の不調によるいろいろな症状が現れてきます。

このタイプにあう漢方処方としては、苓姜朮甘湯など水の代謝を改善する処方を検討すると共に、加味逍遥散・柴胡加竜骨牡蛎湯など気の流れを整える処方も重要になってきます。

年齢によって冷え性のタイプは変ります

その他、冷え性をタイプ別にまとめてみました。

手先、足先の冷え。
10~20代に多く、手先指先の血行が悪くなっている
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漢方が得意な分野です。
 大腿部、下腹部が冷たく寒く感じる。反面顔や手先が火照ることも。
 30代女性に多く、全身の水分代謝異常で、冷えを感じる。
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漢方が得意な分野です。
 下半身全体が冷え込んだかんじで、動悸、息切れなどの症状が出ることもある。
 40代以降の女性に多く、自律神経のバランスが崩れて起こる
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漢方が得意な分野です。 
体は寒い、全体的な倦怠感、頻尿、腰のおもだるさなど。
60代以降の男性女性とも多く、体の元気さが不足する事で起こる。
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漢方が得意な分野です。 
 両足、または片足が冷え込むと同時に、腰痛、しびれ、歩行困難を伴う。
 脊椎管狭窄症など神経や血管の異常による冷えの場合アリ。
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急性の場合は、まず整形外科へ。
その上で、漢方で血行循環改善をすると楽になります。 

年齢や体質、状況によって、徐々に原因が変わってきます。例えば、20代の冷えと、40代の冷えでは同じ状況でも治療法は変わってきます。

  • この記事を書いた人
福田優基

ゆうき先生

漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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