土槿皮チンキがリニューアル:ドキンピ水虫液

松浦の土槿皮(どきんぴ)チンキが発売停止になっていましたがやっとリニューアルして発売されました。

今の時代は色々な最新の水虫治療薬が発売され「○○世代の水虫治療薬が出ました!」と毎年のように宣伝はされますが、水虫自体は昔からある病気です。そうそうすぐに進化するわけでもありません。どの処方を使ってもある程度は効果があるのですが「やっぱりアレがよかったんだよねー」と昔ながらのこの処方を指名買いされるような、息の長い水虫治療薬が土槿皮チンキです。

チンキとはアルコール抽出のこと。ハーブ(アロマ)などはアルコール抽出が多いです。チンキの中には、抗菌作用を持つ土槿皮のエキスが溶けています。

昔とは少し処方がかわりました。内容としては、

  • クロタミトン(かゆみ止め成分)の除去
  • サリチル酸の80mg→60mgに変更

の2点とのことです。有効成分の土槿皮は同量なので、効果としては土槿皮チンキと変わりません。

ドキンピ水虫液

※角質化したかゆみのない水虫にお勧めしていますが、かゆみのある場合は別の処方をお勧めしています。

商品名 ドキンピ水虫液
ジャンル [第二類医薬品]
内容量 20ml
商品単価 1500円(税抜)
ポイント 角質ぼろぼろの水虫に。
販売元 松浦製薬株式会社
摂取方法など 成分、分量:1ml中 土槿皮エタノール抽出液0.37ml(原生薬40mgに該当)、安息香酸120mg、サリチル酸60mg(添加物:エタノール)
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この記事を書いた人

漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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