婦宝当帰膠の工場見学に行ってきたのでそのレポートです。婦宝当帰膠はこちらにまとめています↓↓↓↓
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婦宝当帰膠Bのポイントを解説!注意点や早く治るためのコツも紹介
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機会がありまして、若手の先生方と一緒に婦宝当帰膠の工場見学のため武漢に行くことになりました。といっても行ってきたのは2017年末なのでちょっと遅くなりましたが(^-^;;;
婦宝当帰膠の生まれは中国の武漢!
若手の研修旅行をしようという話が合ったのは2017年のはじめ頃。タイミング良く婦宝当帰膠の工場見学も行程に組み込まれることになりました。婦宝当帰膠を当薬局も信用して販売しているのですが。実際どんな工場で作られているのか、汚い場所で作られていないか、変な成分が入っていないのか。(ちょうど中国の嫌なニュースがあった頃ですので)やっぱり気になるんですね。
婦宝当帰膠って?
婦宝当帰膠は当帰養血膏を原典として作られた処方です。今では、婦人宝・当帰養血精など似た製品が発売されていますのでそのあたりも解説したいと思います。
婦宝当帰膠と当帰芍薬散の違いはこちらに記載してます↓↓↓
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婦宝当帰膠・当帰芍薬散・四物湯の違い
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婦宝当帰膠はイスクラ産業が販売していますが、製造は中国の武漢にある国薬集団中聯薬業有限公司(旧:武汉中联药业集团股份有限公司)に委託しています。もちろん、日本の医薬品として販売するために、日本の厚生労働省の許可、GMPをクリアーし、日本で抜き取り検査をするなど様々な苦労があり(日本人の感覚で)安全な製品になっています。
このメーカーでは「阿帰養血糖漿」という製品名で同じ処方を販売していますので、生薬などもしっかりとしたものが安定して供給されているようです。
当归养血膏
当归养血膏:当归、阿胶、熟地黄、白芍、党参、黄芪、茯苓、川芎、炙甘草组成

阿帰養血糖漿 (2002年版撮影)
ところで、中国の武漢というと・・・
飛行機でかなり距離があります。直行便が成田にしかなかったので、大阪→羽田→成田というコースで行ってきました(^-^;;;;
飛行場からさらに数時間・・・。
到着して広さに驚きました・・・。このあたり一体がすべて工場と研究室。この道路は敷地内の道路です。地平線が見えそうです(^-^;;;; さすが中国。
婦宝当帰膠は煎じ釜でトロトロと作っているかと思ったら、工場はほぼオートメーション、機械管理されているらしいです。工場内にはほぼ人がいません。
工場の内部もこんな感じで衛生管理をしっかりとしています(一緒に行った先生方と渡り廊下で撮影)
内部の詳しい写真は撮影しなかったのですが、婦宝当帰膠の箱詰めの現場を撮影。この状態で日本に出荷され、日本で抜き取り検査を受けます。
まとめ
婦宝当帰膠は清潔な工場で製造していました。
日本の医薬品の工場に匹敵するクリーンルーム、研究設備だったのでビックリしました。安心して皆様にお勧めできると考えています(^-^)