二人目不妊で授かった症例(おめでとうございます

「妊娠しました!」と喜びの声を頂きました。奥様が、第二子を希望されてのご相談でした。おめでとうございます。ただ、油断せずに、漢方薬を服用して赤ちゃんが大きく無事に出産できますよう、お伝えしています。

妊娠までの経過

2007年に第一子のご相談を頂いて、2009年に妊娠、出産。2011年に第二子のご相談を頂いて、今回妊娠となりました。

2013102001

(2011年~)二相には分かれていましたが、低温期は安定せず、生理に入っても基礎体温は高止まりしている状態でした。子育てと、仕事で毎日バタバタ。また年齢も35歳を超えてホルモンバランスもやや悪くなってきている状態。そして、仕事をしながらの不妊治療であったため、疲れは寝ても回復しない、体調は落ち着きません。

病院ではひとまずタイミング法の指導(超音波にて排卵チェック)と、高温期を補助するな黄体ホルモンだけ。体調を整えることを基本に処方を検討することにしました。

疲れが酷いのと、子育てのイライラ、また月経血が少なくなってきた。

第二子不妊では、第一子よりも月経血が少ないことを気にされる場合が多いです。年齢、ホルモン剤、色々な原因があります。子宮内膜は8mm程度(以上)有ればいいのですが、6mmよりも少なくなると着床の可能性が低下します。

処方としては、気血を整えるため、婦宝当帰膠、黄耆建中湯(加減)を基本として周期に併せて処方(参茸補血丸、杞菊地黄丸、清心など)を変更しました。体調が整ってきて、そろそろかな、と思っていましたが、今回無事に妊娠してよかったです!おめでとうございます。

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この記事を書いた人

福田優基のアバター 福田優基 薬剤師/国際中医師

ゆうき先生:漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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