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夏冷え・夏バテの改善は衛気虚に注目!
毎日暑いですね、六月頃から熱中症という言葉はよくテレビやニュースで聴くようになりますが、夏バテのご相談も、10年前に比べて多くなったように感じます。高齢化社会だからなのか冷房が標準になったためか。屋外・屋内の温度差によって自律神経が乱れ... -
前屈みで少し休むと楽になる腰部脊柱管狭窄症と漢方薬
お年を召してくるとちょっと歩いては休み、休んでは動き、歩き始めはいいけれども、しばらくすると太ももから膝にかけて痺れや痛みがでてくる、ということはありませんか? こういった症状を間欠跛行と呼び、お年寄りの比較的多数が経験する症状です。「... -
花粉症?!漢方処方のお勧めは○○
花粉症のシーズン。いつもは3月の中旬頃に来られる60代の患者さん。いつもは2月の中旬頃から鼻がムズムズするらしいのですが、今年はなぜか遅い。『いやー、治ったのかも!』と喜ばれていたのですが、、、。残念ながら、今年は天候不順のため、発育が遅... -
イスクラ頂調顆粒はこんな処方です
かぜなどの冷えからくる頭痛を退散! 頂調顆粒はビャクシ、センキュウ、キョウカツを初め9種類の植物性生薬から構成され、これらの生薬から抽出したエキスを顆粒にしたもので、かぜ、血の道症、頭痛などの改善を目的としております。 原典の処方を和剤局... -
鎮痛剤の名前の由来
鎮痛剤が小型化して飲みやすく、また新製品も多くなってきました。OTCを扱っていて、売り上げ上位に食い込むのは痛み止めなんですね。みんな痛いことは嫌いですから(←僕もです)、手軽に服用できる痛み止めの「錠剤」は人気です。 そんな身近な痛み止... -
土地の差?薬に敏感な日本人
土地の差?薬に敏感な日本人 日本にやってきて4年になる。中国から日本にきた中医師(中国での漢方専門の医師)がまず最初に驚くのが、日本の病院や漢方薬局で出される(漢方薬の)薬の量の少ないことである。(漢方漫歩より転載) 中国の煎じ薬の量は... -
「五月病」の原因「陰陽」「気」の乱れ
「五月病」の原因「陰陽」「気」の乱れ 「五月病」の原因「陰陽」「気」の乱れ日本に来て4年、燃えつき症候群、空き巣症候群、スーパーウーマン症候群など、中国では聞いたこのとのない不思議な病名に出くわす。(漢方漫歩より) 五月病や六月病にも戸... -
舌の苔厚い人は水分に注意を
舌の苔厚い人は水分に注意を 中国漢方では、舌は体の健康状態を映しだす鏡と考えている。舌を観察すると、その人の体の具合、とりわけ内蔵の状態がよくわかる。(漢方漫歩より) たとえば、体の水分代謝の状態は、舌の表面につく苔(舌苔という)に現れる... -
星火牛黄清心丸
星火牛黄清心丸は廃盤になりました https://kanpoukazoku.com/2016/01/post-5332/ 身体と頭がすっきり。クールダウンの処方です 星火牛黄清心丸は、中華人民共和国薬典に収載されている「牛黄清心丸(ごおううせいしんがん)」を基本にした処方ですが、「... -
星火温胆湯エキス顆粒
だるい身体をすっきり、心地よい眠りが出来るように 「星火温胆湯エキス顆粒」は、ハンゲ、ブクリョウなど9種類の植物性生薬から抽出したエキスを顆粒剤としたもので、胃腸衰弱者の不眠・神経症の改善を目的としております。 温胆湯の処方には色々と加減... -
イスクラ勝湿顆粒
身体を乾燥させる漢方薬、軟便下痢気味にさようなら 勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)はビャクシ、ソヨウ、カッコウをはじめ13種類の植物性生薬から構成され、これらの生薬から構成され、これらの生薬から抽出したエキスを顆粒としたもので、夏の感冒、暑... -
食後の眠くなる、眠気を漢方で改善する
食後に眠くなる?食後に訪れる眠気食後に眠くなる、という相談は意外と多くあります。気がついたら眠っていたというご相談から、食後には必ず10~20分の睡眠が必要になるという話もあります。一様に病気であるとか、虚弱体質であるという自覚はありませ... -
血府逐瘀丸(けっぷちくおがん)
ストレスイライラを除き血の循環をよくする漢方薬 血府逐瘀丸(けっぷちくおがん)は、中国清代に著された《医林改錯》に記載されている「血府逐オ湯(けっぷちくおとう)」の処方に基づくものです。中年以降または高血圧傾向の方の頭痛、頭重、肩こり、の... -
胃弱は漢方薬で改善を!
胃弱の人は体調も悪い 薬局や病院でもらえる胃腸薬は、胃酸の偏りを整えたり(H2ブロッカーなど制酸剤)、酵素を出したりする成分が含まれています。しかし、「毎日飲んでも、どうも調子がよくならないな・・・」「お腹が張ってガスがよくでる」「いつでも下... -
花粉症根治は「正気」高めて
花粉症根治は「正気」高めて 花粉症の季節だ。なぜこの時期、日本で花粉症が猛威をふるうのか。杉の木が多いという外的要因もあるが、中医学の立場から見ると、日本人の体はいかにも正気(防衛力)が弱いという気がするのだ。(漢方漫歩より) ...