「妊娠しました!」と喜びの声を頂きました。奥様が、第二子を希望されてのご相談でした。おめでとうございます。ただ、油断せずに、漢方薬を服用して赤ちゃんが大きく無事に出産できますよう、お伝えしています。
妊娠までの経過
2007年に第一子のご相談を頂いて、2009年に妊娠、出産。2011年に第二子のご相談を頂いて、今回妊娠となりました。
(2011年~)二相には分かれていましたが、低温期は安定せず、生理に入っても基礎体温は高止まりしている状態でした。子育てと、仕事で毎日バタバタ。また年齢も35歳を超えてホルモンバランスもやや悪くなってきている状態。そして、仕事をしながらの不妊治療であったため、疲れは寝ても回復しない、体調は落ち着きません。
病院ではひとまずタイミング法の指導(超音波にて排卵チェック)と、高温期を補助するな黄体ホルモンだけ。体調を整えることを基本に処方を検討することにしました。
疲れが酷いのと、子育てのイライラ、また月経血が少なくなってきた。
第二子不妊では、第一子よりも月経血が少ないことを気にされる場合が多いです。年齢、ホルモン剤、色々な原因があります。子宮内膜は8mm程度(以上)有ればいいのですが、6mmよりも少なくなると着床の可能性が低下します。
処方としては、気血を整えるため、婦宝当帰膠、黄耆建中湯(加減)を基本として周期に併せて処方(参茸補血丸、杞菊地黄丸、清心など)を変更しました。体調が整ってきて、そろそろかな、と思っていましたが、今回無事に妊娠してよかったです!おめでとうございます。