本場の陀羅尼助を見に(奈良県天川村洞川)

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当薬局では陀羅尼助は現在扱っておりません。当時の観光の記事です

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お盆の期間を利用して陀羅尼助(だらにすけ)の本場を見てこようと奈良県吉野郡天川村洞川(どろがわ)まで行ってきました。2014年は台風がお盆直前に直撃したため「天川村までいけるかどうか」心配ではありましたが、朝は小雨、昼から快晴になりほっとしました。

陀羅尼助丸

陀羅尼助といっても、各店舗ごとに処方が違います。それらを見るのも楽しいです。上記の梶庄三郎本舗では黄柏・莪朮がメインの処方でした。

オウバク(黄蘗、キハダ)を主成分とし、製法はオウバクの皮を数日間煮詰めて延べ板状にする。
丸薬は、オウバクの皮の粉末とセンブリなどの粉末とを混ぜ合わせて精錬したもの(副成分は製品によって異なりセンブリの他、ゲンノショウコ、。ゲンチアナ、エンメイソウなどを含む)wikipedia

昔は板状だったらしいのですが、最近は丸薬が多いとのこと。噛むとぱりっと割れます。(たぶん)昔ながらの製法なので、粒の大きさが若干違っています。

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この通りに陀羅尼助の専門店が十数件連なっています。ところで天川村川合の交差点より、洞川温泉まで結構な距離があります・・・。どこの地図でも短いように書かれていますが、山道で遠いです(T^T)

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この記事を書いた人

漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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