目の疲れ、耳鳴り 頭痛、神経痛、三叉神経痛

ドライアイがなかなか治らない。原因はあの症状?!洗肝明目湯

「ドライアイ」や「目の充血」で悩まれていた方からのご相談です。ドライアイと眼科で言われ「ヒアール点眼液(目の外側の角膜を潤すための点眼剤)」を処方されたがすぐに目が乾く、とのこと。

ドライアイは、目を守るのに欠かせない涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることによって涙が均等に行きわたらなくなり、目の表面に傷が生じる病気です。[参天製薬]

パソコンを長時間使っていると、瞬きの回数が減り、このような症状を起こす方が多いです。ただ、点眼をしてもなかなか治らない場合。それは体の中からの症状も一つの原因になっています。この方の場合、よくお話を聞いたところ、目の充血・目の乾きとともに、別の症状が隠れていました。

頭に熱がこもる?イライラの症状

子供の受験前での送り迎え、先生との懇談、そして自分自身の仕事でスケジュールが立て込んでくると酷い頭痛を起こしていました。アレもしないと行けない、これもしないと行けない。そう思ってオーバーヒートを起こしかけていたようです。

なぜ、オーバーヒートで頭が痛くなるのか。自然界に例えてみます。部屋に暖房をかけるとどうなるでしょうか。もちろん、暖かい空気は上にのぼります。暖かい空気が部屋の上の方に溜まっていく、つまり、それが人間では頭や目になります

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こういった状態を改善するためには体の内側からの改善も大切です。目の乾きを緩和する漢方処方として、杞菊地黄丸なども有名です。ただ、この場合、ストレスという「実際の熱」がうまく廃熱出来ていないために、より積極的に熱を冷ましてあげる処方、洗肝明目湯と菊花茶などを併せてお勧めしました。

2ヶ月ほど継続しましたところ、先日お電話がありまして「目の状態がよくなった!」とのこと。それと一緒に、ストレスで顔から汗が出て仕方がなかったのだが、ストレスがあっても気になるほどでなくなりました!と喜びのお電話がありました。今も継続して頂いています、こういった処方は「どの程度継続すればいいのですか?」というご質問もありますが。ストレスとは継続的にあるものですから、症状があるうちは継続してください。とお話ししています。子供もすぐに大きくなります。生活は5年もすればがらりと変ります、漢方処方の継続について悩まなくても、また別の状況になっているかと思います。

目の充血や痛みの漢方処方:洗肝明目湯(せんかんめいもくとう)

目の症状を改善する処方としては杞菊地黄丸・滋腎明目湯などがありますが、こちらの洗肝明目湯はより急性期の炎症に使う処方です ...

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福田優基

ゆうき先生

漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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