肩こりの漢方薬で坐骨神経痛も楽になった例

梅雨になると、痺れや痛みなどの症状は悪化します。

その、一例ですが、

 

奥様が、肩こりで来局されました。

肩が重だるく、落ちそうで、あまりにも辛い、とのことで、

体調をお聞きして、

血行循環を改善する疎経活血湯と芍薬甘草湯を処方。

 

その方は、2~3日で肩の痛みが楽になったと

喜ばれていました。

 

で、その数日後、

 

TELがあり、

主人が前から坐骨神経痛で辛いらしいのです。
 なにかいいお薬ありませんか?」

 

梅雨になると、痺れや痛みの症状が厳しく

なります。

 

坐骨神経痛

うーん。と考えて、

疎経活血湯が少し余ってるようだったので、

疎経活血湯と、芍薬甘草湯+α

少し処方をお話ししてお渡ししたところ、

 

これは楽になります!」と

今度はご主人様から、お電話がありました。

 

坐骨神経痛は、慢性的な症状ですから、

今回だけで根本的に治る、というものでもありません。

また、クーラーで冷えると悪化しますので、

地道な血行循環改善が必要です。

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この記事を書いた人

漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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