ビオラの喝入れ方法(趣味の園芸)

今年は寒いし風も強いし雨も多いし。店頭のビオラがションボリとしています。寒さの和らいできた3月に入ってもションボリとしているので、さすがに植え替えてしまおうか・・・。と思っていたところ「趣味の園芸」でビオラの「活入れ方法」をしていました!

2015031601

ビオラの花が咲かない原因

  1. 日当たりが悪い
  2. 低温や霜に当たりすぎ
  3. 植え付けが遅い
  4. 水のやり過ぎ・水はけが悪い ←たぶんこれ

生育不良の原因は根にあり!とのことで、土の排水をよくするところがポイントのようです。確かに土を掘ってみると若干濡れています。今年の冬は雨が多かったので排水が追いついていないのかも。そういった場合には、

土の取り替え:赤玉土・腐葉土を5:5+リン酸成分の多い元肥+アブラムシ対策の遅効性農薬
黄色くなった葉を切り落とし、根をほぐさずにそのまま植え付ける。
切り戻しは3月中旬まで。徒長した節の一つ下の部分で切る。
肥料は花や葉っぱにかけない→シミになる。

とお薦めしていました。ネットでは全て掘り返さなくても「一部入れ替えるだけでも」状況は改善すると書かれていましたので、一度半分だけ変えてみてどの程度元気になるか確かめてみたいと思います。

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今日の「趣味の園芸」で放送していたパンジービオラに「古い土を使う場合の土作り」。次回やってみたいのでメモです。2015/10追記

古い土が悪い原因:植えるうちに土が細かくなり水はけが悪くなる→根の張りが悪くなる。

1:古い土を乾かす

古い土を使うためには、乾かすことから。新聞紙のうえに古い土を薄く敷いて乾かす。

2:土を作る

  1. 腐葉土(粗めのものを使う。水はけを良くするため)3
  2. 赤玉土小粒(古い土を使う場合は小粒の包が均一に混ざりやすい)2
  3. 緩効性化成肥料(2握り)
  4. 有機石灰(1握り)
  5. 浸透移行性殺虫剤(少量/アブラムシ予防)
  6. 乾燥させた古い土5

上記の割合で混ぜる。混ぜにくい場合は、ビニール袋を使って振ると便利。

3:プランターに土を入れていく

鉢底石は中粒を使う(乾きやすくするため)。プランターの半分ぐらい上記の土を入れてからビオラを植え付け、さらに土を入れる。植え付けの時期は最低気温5度~20度、10月の中旬から11月の央ぐらいまでがベスト。

4:植え付け準備

根をほぐす≠根をきること。ほぐし方→肩の土を少し落とし上の根に刺激を与える。根っこの部分は1cmぐらい軽めにほぐす。根を崩すのは植え付けの適期だけ。それ以外の場合は根の生長が遅いので崩さないで植え付けていい。

5:植え付け

土の量はプランター上縁から2cmぐらいが目安。土の量が少なすぎると土に風が当たらないので乾きにくくなる。

6:生育

水やりは土が乾燥してから行うこと。肥料は植え付けの3週間後から、液体肥料を2週間に1回ほど。12月に入ったら肥料は不要になる。

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この記事を書いた人

福田優基のアバター 福田優基 薬剤師/国際中医師

ゆうき先生:漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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