お酒に浸けて精力増強(の生薬だった):蛇胆(じゃたん)

写真は「まむしの胆(まむしのきも)」と呼ばれていたものです。手の上に並べてみました、羽のように軽く、1匹のまむしあたり0.1g程度しかとれない貴重品です。中国では白酒に浸けて蛇胆酒として。日本では「酒に浮かせて飲む」と聞いたことがありますがこれは実際に飲んだことがないのでわかりません。

蛇胆

昔はこのままで販売することが多かったようですが、現在、蛇の胆は蛇胆末(じゃたんまつ)として粉末状のものを販売しています。 

2017/07追記:現在、入手困難な生薬となっております。「蛇胆」の価格は変動しまして100gで200,000円~250,000円(税抜)です、在庫・取り寄せにつきましてはお問い合わせください。 

服用している方に聞いたところ、スッポンや田七人参の粉と一緒に服用するとか。蛇胆を使った漢方製品としては吉祥蘇霊廣があります。そちらのほうが手軽だとは思います。

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この記事を書いた人

漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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