07 店主の活動記録

漢方・生薬の買い取りは・・・していません

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GWや夏休みなど長期のお休みの後、「漢方の買い取りしていませんか?」というご質問のお電話が時々あります。

事情をお聞きすると「海外旅行に行った友達からお土産でもらった朝鮮人参を引き取って欲しい」とか「病院から貰いすぎた漢方薬が勿体ないから」「親戚からもらった漢方だけど使わないから」とか。「山で採ったサルノコシカケを引き取って欲しい」「親の遺品から出てきた生薬があるんですが」というご質問もありました。

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お気持ちはわかります「使わなければ勿体ない」のは確かなのですが、どこの漢方薬局でも買い取りはしていないハズです。(当薬局もしておりません)。

お肉に例えて考えていただくと、よくわかります。

お肉屋さんに「お肉を引き取ってもらえない?」・・・難しいですよね。お肉屋さん、仕入れには気をつかいます。暑くなれば食中毒の恐れもあります。鮮度や衛生管理、大切ですよね。そうしたことに気をつけつつ、安全なお肉を届けています。

日本の医薬品製造メーカーでは「それだけ検査するの?!」と驚くぐらい検査の費用がかかっています。中国からの観光客が日本で医薬品を買ってお土産にするぐらいです。

この調査結果は、中国国内の医薬品に対する中国人の不安が反映されている。中国政府は、国民が医療費や医薬品を負担しやすいよう、医薬品の価格には上限を定めているが、この措置のため、一部薬品メーカーは劣悪な原料を使用することでコストを抑えている。また、中国国内でも日本の医薬品は購入できるが、中国の消費者は日本で販売されている医薬品のほうがより安全で価値があると考えている。 参考:中国人観光客が日本で医薬品を買いあさる理由─米紙

2017年に偽肝炎薬問題があり、それ以降、医薬品の買い取りには身分や免許証(薬局)の確認も行われるようになっています。

再発防止策の柱は、取引時の身元確認の厳格化。偽造品問題を受けて設置された厚労省の検討会の報告書は「譲渡人の秘密厳守をうたう営業が行われており、こうした実態が今回の偽造品事案の背景となっている」と指摘。現金問屋の不透明な取引が偽造品の流通を許したと結論付けました。「ハーボニー」偽造品流通から1年…再発防止 改正省令きょう施行「秘密厳守」根絶へansernews

 

医薬品(漢方)のお土産(輸入)って合法??

ところで、海外から持ち帰った医薬品(漢方も)。海外の医薬品や中国の漢方薬も日本ではほぼ医薬品にあたることが多いです。

この場合、法律上「医薬品を個人輸入した」ということになります。厚生労働省の頁に詳しく解説されています。個人輸入した医薬品は個人の消費を前提としているため、「プレゼント」するのは法律的にマズイわけですが、まぁそれは(^-^;;;; ただ、買い取りとなると医薬品になるわけでハードルは高いですね。ほぼ買い取れません。

海外の医薬品・漢方薬をご利用になる場合。購入した店舗やメーカーが解らない(ひとまず読めない)ことも多いです。もし万が一、副作用が出たとき、病院でも対応が遅くなります。

パッケージに書かれた用法用量が読めない、注意書きが判らない。そんな医薬品・漢方薬、ましてやメーカーの所在地も判らないものは、素人が手を出すのは難しいです。

  • この記事を書いた人
福田優基

ゆうき先生

漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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