ご相談を受けていると、次のような質問を受けることがありました。
婦宝当帰膠には便秘を治す成分が含まれていると聞きました
私は下痢気味ですが、体に合いますか?
……ん?少し・・・確認しましょう。
どこでそのような話を聞かれたのですか?
Instagramで流れてきて。私は下痢気味なので大丈夫なのかなと気になって
実際にその内容を検索してみると、ある誤解が生じていることが分かりました。
婦宝当帰膠で便秘が改善する?という誤解
Instagramのストーリーを眺めていると、
婦宝当帰膠で快便になった
便秘が改善した
といったレビューが確かに見られます。

女性は朝の家事や身支度などでトイレのタイミングを逃しやすく、身体の構造としても便秘になりやすい傾向があります。その結果、習慣性便秘になっている方も少なくありません。
一般的な便秘薬で起こりやすい問題点
病院やドラッグストアでよく使われる「便秘薬」を安易に使い続けると、次のような問題が起こりやすいです。
- 腸の潤いが失われる
- (大黄などの)成分により体が冷える
- 腸の動き・反応が悪くなる
その結果、便秘がさらに慢性化するケースもあります。
婦宝当帰膠が便秘に「良い」と言われる理由
婦宝当帰膠は、「血(けつ)」を補う漢方薬です。赤血球ではありませんよ、漢方での「血(けつ)」です。

血が補われることで、
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体が温まる・腸に潤いが戻る
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蠕動運動が自然に改善する
といった変化が起こります。
このように、全身の状態が整った結果として便通が改善するため、「婦宝当帰膠は便秘に良い」と言われることがあります。
ただし重要なのは、
- 下剤のように腸を刺激する作用はない
- 便を柔らかくする薬ではない
という点です。
あくまで「体全体を整えた結果、腸の動きが良くなる」という位置づけになります。
軟便・下痢気味の方に注意をする理由
軟便気味・下痢傾向の方の場合、婦宝当帰膠を服用する前に注意をすることがあります。
たとえば、
- 胃腸の動きが弱い
- 体質的に太れない
- 少し食べたら、もたれる
- いつまでも胃がチャポチャポしている
このようなケースでは、婦宝当帰膠などの漢方がしっかりと吸収できないケースがあります。まずは、胃腸の状態から治す、もしくは胃腸の状態を良くする処方を併用することが大切。
例えば、香砂六君子湯・参苓白朮散などで脾胃をしっかりと立て直し、受け入れ万全の状態にします。もちろん、体質によって対応は異なりますので、詳しくはご相談ください。
