木鶏丹に使われる生薬:雲芝(うんし)

雲芝はカワラタケとも呼ばれているキノコです。「木鶏丹」に使われる雲芝は長白山山麓の原生林に発生する天然のカワラタケ子実体が使われています。 ※子実体:キノコの上の部分

ウスヒラダケ?

梅雨直前に生駒山で撮影

山に登っているときにキノコを見つけました。木に群生しているんですが、一目見てどのキノコとまではわかりません。なんとなくウスヒラタケだと思いますが・・・キノコは同じような見た目の種類が多くて、経験がないと危ないです。

木鶏丹に使われている雲芝

木鶏丹に使われている雲芝

雲芝(カワラタケ)の実物です、これは特別に大きくて50cmぐらいありました。通常使われるものはここまで大きくないですが、、、。雲芝は中医学では「扶正固本」「補益精気」の安全な生薬として珍重されています。

最近ではカワラタケ(生薬)を煎じて服用する方は少なくて。当薬局でもカワラタケ(生薬)は扱わなくなりました。「木鶏丹」という、雲芝(カワラタケ)などを飲みやすく錠剤にした製品をおすすめしています。こちらの製品では原生林に自生するカワラケを年に2回、早春と晩秋に人力で収穫し、加工しているとのことです。

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性:
味: 微甘
帰経: 肝心脾腎
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この記事を書いた人

漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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