白馬で勉強会は「ワイドビューしなの」が不通のため(往路)8時間コースに

2014年7月、 勉強会前日。
「長野県南木曽町の梨子沢で土石流によりJR中央線「ワイドビューしなの」が不通です。」アナウンサーは「当分復旧は難しい」と話していました。勉強会で白馬に行くんですが、どうしよう・・・。大阪から白馬まではこの「ワイドビューしなの」に乗れないととんでもないことになります。

高校生の頃、ちょうどスキーが流行っていました。梅田の高速バス集合で、白馬・栂池(つがいけ)まで。その当時は若かったので、バスで寝て起きたら白馬でした。ブームだったので、結構な本数の高速バスが走っていました。ただ、それから十数年過ぎて、大阪から白馬までを考えると、思ったよりも遠く

地図上で見てみると、ワイドビューしなのに乗って大阪から白馬まで6時間。土石流を考慮すると東京経由で新幹線を乗り継いで長野、さらに車(バス)で白馬というコースで8時間です。8時間あれば関空から飛行機でタイのスワンナプーム空港行ってタクシーでバンコックまで行けちゃいます。

そして「それだけ時間を掛けて行くだけの価値があるか!」というと・・・あります。今回は藤村先生の伝えるためのテクニックと五龍館の接客(企画力)を勉強に行きました。

で、気合いを入れてやっと白馬八方温泉、ホテル五龍館に到着しました!(写真)20140721白馬五龍館

リピート率60%(普通の旅館は30%程度らしいです)の五龍館さん、どんなすごい設備なんだろう!と期待していたのですが、申し訳ないです、設備は普通です。大阪のホテルを基準にすると、ちょっと辛い評価をしてしまうかもしれません。ただ、女将さんの企画力が素晴らしい。私は都会っこですので、カブトムシなんて林に入ればウジャウジャいるだろーとか思っていましたが、実は夜の林に入っても見つけるのは難しいらしいです。そんな都会っこのお父さんお母さんのために「子供たちとカブトムシが触れあうことの出来るプラン」を企画したり。しかも、バーベキューセットとかは宿が用意、フリーハンドで来て雨が降ればホテルの部屋が確保されているのでそちらに泊まれるという。トイレや風呂も、ホテルの設備を使える。そういえば、トイレは水洗のほうがいいです。蜘蛛の巣だらけのキャンプ場のトイレが嫌で、キャンプに行きたくない、そんなお母さんも納得。身近にある自然を使っての企画は「なるほどー」と感心しました。

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そして、メインの藤村正宏先生の講義。 情報発信の話なんですが、まだまだ出来ていないので考えさせられるという、お客さんに養生法とか漢方の良さを伝え切れていないなぁと反省しきりです。

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そして宴席へ。現在(2014年)日本中医薬研究会理事、販促委員会情報部部長をさせていただいております。研究会のホームページ制作やその他色々としています。下の写真右側が大谷桜先生(大慶堂薬局)、情報部を手伝っていただいております。日を改めまして、研究会のホームページにレポートしていきますので、ご覧下さい。

2014072401 疲れましたが、とても得ることの大きい勉強会で、また患者さんに情報を伝えられるように頑張っていきます!

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この記事を書いた人

福田優基のアバター 福田優基 薬剤師/国際中医師

ゆうき先生:漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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