薬学生薬局実務実習の第二期が始まっています。当薬局では、薬局製剤・漢方製剤の協力薬局として実習生を2日間受け入れています。1日目は座学で、2日目は実習に当てています。
本年は実務実習の1年目なので、試行錯誤ですが、基本処方として、漢方製剤:葛根湯と六君子湯、薬局製剤:胃腸薬7を製造します。
時間がないので、製造記録や添付文書は宿題にしています。最初はちゃんとできるか不安だったのですが、さすが5年生ともなると、資料さえ渡せばしっかりと書けているので安心しました。完全にお手上げというのはありませんでした。
製造した処方を煎じて味見→散剤を味見してもらって味を比較、(散剤と煎じの味の違いにびっくり)(漢方薬を初めて飲んだという実習生も) 珍しい生薬を説明(牛黄、シャチュウなど)していますが、さらに何か改良できないかな、とは考えています。といって軟膏を作り始めると時間がかかるし、、、。難しいところです。