2009年、新型インフルエンザの予防接種が始まりました。なかなか、1回にするやら、2回にするやら、何歳以上やら、医療関係者とはどこまで含まれるのやら *1 と、混乱が続いていますが、
ある患者さんから、「副反応」があるっていわれたけど、「副作用」じゃないの?とご質問がありました。 たしかに、ややこしいですが。お薬の場合は副作用ですが、ワクチンの場合は、副反応と呼ばれます。
お薬の場合は、お薬が作用して症状を取りますが、ワクチンの場合は、ワクチン自体が作用するわけではありません。 身体に免疫力をつけるために、あえて弱毒化や無毒化したモノを注射などします。ですので、それに併せて腫れる、熱が出るなどの症状も副反応と呼ばれます。(ややこしい・・・
*1 ところが、明確な定義がないため、患者と接する機会が少ないはずの事務職員らも医療従事者とみなす医療機関が続出。兵庫県では、国からの割り当て4万人分に対し、接種希望の申し込みは14万2000人に上った。神戸新聞|くらし|医療従事者へのワクチン供給不足 新型インフル