男性不妊(不育)の勉強会

 新大阪にて中医男科の勉強会を受講してきました。

中医男科とは男性特有の疾患、例えば、性機能の不全、前立腺疾患、男性不妊などです。

(中国では男性不妊と言わず、男性不育といいます) 

 

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漢方薬では精液異常(精液減少症など)を改善することは可能です。

実際に、漢方薬を服用するようになって、精子数が増えたーという症例はありますし、朝立ちするようになったという復活の例もあります(≧ω≦)

 

女性と違って、男性が難しいポイントは、

男性は「朝昼晩」の1日3回服用が難しい場合が多いこと。

仕事でバタバタ、疲れて帰ってきたら飲み忘れると言うことが多いようです。手軽な服用法に、また最小限に絞った漢方薬で、服用するのが大切です。

 

生活養生:規則正しい生活、適当な運動、アルコールやたばこを避ける、和食、性生活の節制(多すぎず、少なすぎず)、熱いお風呂を避ける、適度に優しい日光を浴びる、を守ること。

 

注)もちろん、苦手なジャンルもあって、器質的な障害(先天的な睾丸の発育不良など)は病院にて治療してほしいとのことでした。

 

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この記事を書いた人

福田優基のアバター 福田優基 薬剤師/国際中医師

ゆうき先生(薬剤師・国際中医師)|大阪・福田漢方薬局
大阪で46年以上続く漢方専門薬局「福田漢方薬局」二代目。薬剤師・国際中医師として25年以上にわたり、体質改善・自律神経の乱れ・更年期・不眠・冷え性などの漢方相談を行っています。
全国の専門家が所属する「日本中医薬研究会」では本部理事を8年以上務め、中医学の普及と後進育成に携わってきました。
このサイトでは、「専門的な漢方を、もっと身近に」をテーマに、日常生活に役立つ漢方情報をわかりやすく発信しています。

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