排卵検査薬について
排卵検査薬は市場に色々とあります。どの検査薬が便利に使えるのでしょうか?
まず、排卵検査薬の仕組みから、お話していきたいと思います。
排卵検査薬は、尿中の黄体形成ホルモン(LH)を検出します。まずLHというのが重要ですので、覚えておいてくださいね。
LHは排卵検査薬のパッケージにも書かれています。
※妊娠検査薬・排卵検査薬は間違えやすいですが、「LH」と書かれているのが、排卵検査薬なので、購入時に確認しましょう。
「排卵検査薬はどうして陽性になるのか」意外と重要ですよ。
例えば
「2日連続で陽性になった・・・これって2回排卵しているの?」という疑問を持つ方もおられます。
そういった疑問が解消する、ワンポイントをお教えしましょう!ヽ(´ー`)ノ
LH(黄体形成ホルモン)ってなに?
LH(黄体形成ホルモン)ですが、通常少ししか分泌されていません。
この少し、、とは排卵検査薬では検出されないほど微量のこと。
※排卵検査薬は1リットルの尿あたり25?40IU程度で陽性になります。
(排卵検査薬によって、基準が違いますが、だいたいLHサージのときに陽性になるように設定されています)
*いつでも排卵検査薬が陽性・・・の方はすぐに産婦人科で検査を受けてください。ホルモン量が異常に多い場合が考えられます。
卵子のタマゴである卵胞は、FSHというホルモンによって育てられます。
「卵胞が育ちきった!」とき、LH(黄体形成ホルモン)濃度が「バッ!」と急上昇します。
LHの濃度が急上昇すること(LHサージ)が引き金になって排卵は起こります。
つまり、重要なのは排卵検査薬で検出された最初の1回目。LHサージが連続して2回検出されても問題はありません。1回目を重視してください。(*1)
LHサージが起こってから24?36時間で排卵は起こります。
最も妊娠しやすいタイミングは最初に排卵検査薬で陽性になった日の夜とその次の日の夜になります。
排卵予定日の前日・検出された日・その次の日の3回ぐらいがお勧めです(^?^;
*1)2?3日連続して排卵検査薬が陽性になる場合、飛び飛びで陽性になっている場合はまず基礎体温表をつけてみましょう。綺麗に2層に分かれていますか?
もし、飛び飛びで陽性になっているし、基礎体温表はかなり乱れている、周期が20?40日ほどに一定していないということならば、まずは産婦人科にて診断を受けてくださいね。