42歳での出産、体外受精を繰り返して授かりました

明けましておめでとうございます。明日1/6から営業になります。頂いた年賀状を見ながら、お返事をお書きしています。「お元気にしているかな?」と気になっていた方からも、色々と年賀状を頂きました。ありがとうございました。授かったお子様の写真や元気になって行けた旅行の写真をみると、本当によかったな、と思います。

DSC06742年賀状2014

42歳での出産

40歳を超えるとなかなか授かりにくい、という話は何度もテレビなどでもされています。ただ、それでもなお授かりたい、という気持ちは当たり前のものです。少しでも確率を上げて、また体調を整えて体外受精などに挑めるように、とのことで漢方薬をお勧めすることがあります。

症例:42歳女性、40歳前より子宝を望むも授からず、不妊治療専門のクリニックにて体外受精を繰り返す。「治療を始めた頃は複数個の質のよい卵がとれていたが、最近はグレードの低い卵が1つしかとれないことが続いている」とのことで当薬局に相談。

体質的には今までは冷え性であったのが、だんだんと手足や顔が火照るように。また「ストレスからよく眠れない、途中から起きてしまう、起きると眠れない、不安感が強く判定日前では胸がざわざわすることが続く」とは本人談。

 

こういったストレスやホルモン剤などで体を消耗すると微熱のような症状が出やすくなります。(※ 微熱のような感じだけで、実際には平熱である場合も多い)漢方薬を服用することと一緒に、軽めのウオーキングをお勧めしました。

 

体外受精、数回ののちに「久しぶりに複数のグレードのよい卵がとれました!」との連絡がありました。胚盤胞で移植したあと、着床。一回目の判定で無事妊娠を確認できても、なかなか信じられなかったようですが、心拍が確認できてからじわじわと実感してきたらしいです。

その後は、大事をとって実家に帰られたので、お会いできてきませんでしたが、お年賀を頂いてほっとしました。おめでとうございます!

 

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この記事を書いた人

福田優基のアバター 福田優基 薬剤師/国際中医師

ゆうき先生:漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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