タニタ体重科学研究所所長の池田先生の講演をお聞きしました。ダイエットの話かな、とおもっていたら、全く違いました。妊娠中の食生活によって、赤ちゃんの将来が決まるという話。
50年間男性の身長も体重も増え続けているが、女性の場合身長は増えていても体重は増えていない。痩せてる女性が増えている。
今、低出生体重児が増えている。低出生体重児は将来生活習慣病リスクが大きい。35年前に比べ出生時体重は徐々に徐々に減っている。
痩せすぎの場合はホルモンバランスが狂い、妊娠率が下がるということは知っていましたが赤ちゃんの「将来」にも関係するとは知りませんでした。、痩せすぎを防止して妊娠力を高める食事(方法)として下記のものをおすすめされていました。
飽和脂肪酸やトランス脂肪酸の摂取は控えめに、不飽和脂肪酸を増やす
植物性たんぱく質を増やす、乳製品は脱脂・低脂肪にこだわらず摂取
未精製の穀物を増やす
養蚕などのビタミン群、野菜果物果実を大切に。
清涼飲料水は避ける
あたりまえのこと、ですが、その当たり前のことが大切、とのこと。そうですよね、未精製の穀物というのは、麦などのことらしいですが、白米だけよりも麦と白米、3:7程度がからだにもいいようです。タニタのレシピ本、それ以外にも各社色々なレシピ本、ダイエット本、食生活の本があります。
肉はダメ!という風潮がありますが、人間の体は個体差が大きいので、これでできるできない、ということもある。決して、牛肉だけを目の敵にするわけではない。もちろんすぐに痩せたい、そんなときは低糖質が効果があるけれども、毎日の生活をするならば、バラエティーにとんだ食事、バランスの良いものを注意してもらいたい。とのことでした。
第三十四回不妊カウンセラー体外受精コーディネーター養成講座講演会より