生理周期と妊娠週数の関係

生理から280日?

赤ちゃんが生まれるまで、『とつきとおか(十月十日)』といわれます。

『10ヶ月だから310日?!』と言われることもありますが、これは誤解です。詳しくはこちらのサイトで

当サイトでは280日として表記を統一しています。

 

妊娠週数の数え方で注意していただきたいのは

  1. 生理初日を1日目とします。着床前から卵は育っていますので、生理初日を1日目として計算します。
  2. 妊娠月数の1月を28日とします。
  3. 月数、週数は0からスタートします。(満周期で計算する)

 

※注)最終生理の初日を生理周期0日目としている解説書と、1日目としている解説書があります。当サイトではわかりやすいように1日目に統一しています。

 

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※生理周期が28日の場合。低温期が延長している方は、その分妊娠週数がずれることがあります。

  

胎児の身体は四週目から作られている

通常の生理予定日よりも遅れるようならば、「妊娠検査薬」を使って検査をしてみてください。

妊娠検査薬は予定日の1週間前後より検査可能です。陽性になりましたら、産婦人科を受診するようにしてください。

妊娠検査薬では妊娠したかどうかはわかりますが、子宮外妊娠などの異常はわかりません。早めに確認しておくことが大切です。

 

しばらく高温期が続くので、身体がだるい、風邪のような症状などや、ホルモンバランスが変化するため、乳が張る、乳首が敏感になる、黒ずむ、下腹部の痛み、違和感、つわりの症状(胸のむかつき、嗅覚が敏感になる、吐き気)を感じると言った状態が出ます。

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この時期の西洋薬は?

4~7週にかけては脳や神経の出来る大切な時期。できれば、西洋薬(風邪薬や抗菌薬)などは中止したいところです。(どうしても服用しなければならないお薬もありますので、主治医にご相談ください)

 

この時期の漢方薬は?

この時期の漢方薬は、胎児や母体に悪影響を及ぼさないように、穏やかなお薬を選びます

例えば六君子湯、四君子湯などを加減して、脾胃の調節を中心にすると良いでしょう。

つわりの症状が出やすくなりますので、つわりにも対応した漢方薬を検討してきます。

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この記事を書いた人

漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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