はじめての不妊治療 [基礎知識のまとめ]

不妊治療はすぐに妊娠できる?

色々なサイトや雑誌で勉強されている方が多いと思いますが、まずは、基本情報の再確認をしましょう。

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 1 不妊症の定義:

避妊しないで通常の夫婦生活を送っているにもかかわらず2年たっても妊娠しない状態。 (⇒1年以内の未妊の夫婦が受診する率は、13.9%程度大阪府)

2 排卵日に注意を払ってるカップル1回の妊娠の確率は20%程度

意外に少ない!⇒1度よりも2度3度で可能性は上昇する

3 女性は月に1度、月経を迎え、周期は28日程度が正常。 

生理痛はほとんどないのが普通。

4 正常なカップルでも原因不明の不妊症は1割程度はある。

5 排卵後の卵子の命は24時間程度。 

精子は48?72時間程度。精子のほうが長持ち!⇒検査薬を正しく使う。Sexのタイミングとして、排卵日の翌日よりも前日がお勧め。

6 不妊の原因は女性に44%弱 男性側に48%弱 原因不明が約8% 

夫婦どちらも受診したほうがよい。しかし、双方とも不妊治療を受けているのは31.6%と少ない。⇒男性の精液検査はすぐにできるので、初診は夫婦揃って。

7 平均初産年齢は27歳。不妊治療を始める年齢は平均32歳。パートナーは平均35歳。大阪府

8 体外受精・顕微授精には各病院の格差が大きい。

例えば体外受精の妊娠率は20?50%とばらつきがある。
あまりに成功率の高い病院は、必要のない体外受精などをしている可能性もある。

9 ART(生殖補助医療)出生児の割合は、総出生児65人当たり1人を占めている:出典
ART出生児は珍しくない状態です。

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この記事を書いた人

漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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