中薬杞菊地黄丸(ちゅうやくこぎくじおうがん)

飲む目薬、かすみ目、疲れ目に

「中薬杞菊地黄丸(ちゅうやくこぎくじおうがん)」は、六味地黄丸にキクカ、クコシを加えた処方でこれら8種類の生薬から抽出したエキスを丸剤としたもので疲れやすくて、顔・手足がほてり、尿量減少し、または多尿で、ときに口渇がある傾向がある方のかすみ目、つかれ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみなどの改善を目的としております。

杞菊地黄丸

【ワンポイント】「中薬杞菊地黄丸」のベースとなる六味地黄丸は腎陰を潤し火照り、のぼせ、などをおさめます。それにプラスして、養肝明目の枸杞子と菊花を加えたのが杞菊地黄丸です。

東洋医学で言うところの肝腎陰虚に使われる漢方薬です。目の症状が少なくても、肝腎陰虚を基本に考えるのがポイントです。

 

商品名  中薬杞菊地黄丸
ジャンル 第二類医薬品
内容量  720丸入り
商品単価  7000円(税抜き)
ポイント  目の疲れなどがある腎陰虚状態に
販売元 松浦製薬株式会社
摂取方法など 1日3回、1回8丸

この商品は店頭のみの販売になります

中薬杞菊地黄丸と双料杞菊地黄丸の違いは、メーカーの違いと、製法の違いになります。
店頭臨床では、目の疲れなどには中薬杞菊地黄丸はよく効くと手応えを感じます。

[expand title=”添付文書はこちらをクリック”]

医薬品は注意事項を読み服用してください。
体調の変化がありましたら必ずご相談下さい。
商品名 中薬杞菊地黄丸 ちゅうやくこぎくじおうがん
分類 [ 第二類医薬品 ]
特徴 中薬杞菊地黄丸は、「口が渇いて疲れやすい」、「顔と手足だけがほてる」、「尿が出にくい」、「頻尿」などの年齢と共に現れる症状のある方の「目の疲れ」や「かすんで見えにくい」といった目の症状の回復を促します。
○生薬粉末を生かしたお薬です。
○お薬の味が広がらない飲みやすい大きさの丸剤です。
効能 疲れやすくて、顔・手足がほてり、尿量減少又は多尿で、ときに口渇があるものの次の諸症:
疲れ目,かすみ目、のぼせ、めまい、頭重、排尿困難、頻尿、むくみ
用法・用量 次の量を1日3回食前又は食間に、水又はお湯で服用してください。
(食間とは、食後2?3時間を指します。)

 

[年齢:1回量]

大人(15才以上):8丸
15才未満:服用しないこと成分・分量

24丸中

クコシ 300mg
キクカ 300mg
ジオウ 1.2g
サンシュユ 600mg
サンヤク 600mg
ブクリョウ 450mg
ボタンピ 450mg
タクシャ 450mg

使用上の注意■相談すること
1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)胃腸が弱く下痢しやすい人
2.次の場合は,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください。
(1)服用後,次の症状があらわれた場合

 

[関係部位:症状]
消化器:食欲不振,胃部不快感,腹痛

(2)1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合
3.次の症状があらわれることがありますので,このような症状の継続又は増強が見られた場合には,服用を中止し,医師又は薬剤師に相談してください。
下痢

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この記事を書いた人

漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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