耳鳴りの処方:耳鳴丸

ジメイ丸は、中国名を耳鳴丸といい、その名の示す通り、特に貧血性の耳鳴りの治療薬として効き目があります。

耳鳴丸に含まれる、六味丸(ろくみがん)は、中国宋時代の医学者:銭仲陽の書「小児薬証直訣」に記載された薬方です。衰えた腎気(腎の機能)を強める処方で、腎臓、泌尿器、生殖器、ホルモンを含めた総合的な老化を防ぐ処方です。 

ジメイ丸は、その六味丸にサイコ(柴胡)とジセキ(磁石)を加えた処方で、六味丸体質の方の貧血性の耳鳴り、腰痛、四肢及び腰の脱力感に奏効します。  

耳鳴丸

 天津達仁堂製薬廠
製造販売元:松浦薬業株式会社
発売元:イスクラ産業株式会社

耳鳴丸 270丸入り 3600円(税抜き) 15日分
 この商品は店頭のみの販売商品です。

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医薬品は注意事項を読み服用してください。
体調の変化がありましたら必ずご相談下さい。
商品名 ジメイ(耳鳴)丸
分類

[ 医薬品 ]

特徴  ジメイ丸は、中国名を耳鳴丸といい、その名の示す通り、特に貧血性の耳鳴りの治療薬として優れた効き目があります。
 ジメイ丸は、漢方処方の六味丸にサイコ(柴胡)とジセキ(磁石)を加えた処方で、六味丸体質の方の貧血性の耳鳴り、腰痛、四肢及び腰の脱力感に奏効します。
 ジメイ丸は補腎薬ですので、薄く食塩を入れたお湯で服みますと塩分と共に成分が腎臓に運ばれ、一層効果が強められます。六味丸の合う人は、身体が虚している人ですので、胃の負担をかけないために、1日2回の服用となっています。
効能

滋養強壮、疲労回復

用法・用量

次の量を、1日朝・夕2回、白湯又は食塩を入れた温湯にて服用してください。
 [年齢]     [1回の服用量] [1日の服用回数]
 大人(15才以上)  9丸        2回
 15才未満       服用しないで下さい。
●服用に際しての注意
 (1)定められた用法・用量を厳守して下さい。
 (2)服用の前後30分は、お茶・コーヒー等を飲まないで下さい。

成分・分量

本品18丸中、下記成分を含有します。
ジオウ(地黄)………1,188.88mg 
サンシュユ(山茱萸)……555.66mg 
サンヤク(山薬)…………555.66mg 
タクシャ(沢瀉)…………415.80mg 
ボタンピ(牡丹皮)………415.80mg
ブクリョウ(茯苓)………415.80mg
サイコ(柴胡)……………151.20mg
ジセキ(磁石)………………10.00mg
以上を蜜丸としたものです。
添付物として、ハチミツを含有します。

使用上の注意

■■相談すること■■
1. 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください。
 (1)医師の治療を受けている人
 (2)妊婦又は妊娠していると思われる人
 (3)胃腸が弱く下痢しやすい人
 (4)本人又は家族がアレルギー体質の人
 (5)薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人
    
2.次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談して
  下さい。
 (1)服用後、次の症状がああわれた場合
  [関係部位]  [症 状]
   消化器     食欲不振、胃部不快感、悪心・嘔吐、腹痛
   皮 ふ     発疹・発赤、かゆみ
 (2)1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合

3.次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続又は増強が見られ
  た場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談して下さい。
   便秘、下痢

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この記事を書いた人

漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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