産後に用いられる漢方薬
産後の肥立ちが悪い?
産後、妊娠で大きくなった子宮はグングンと小さくなり、産道や子宮の傷も癒え、悪露も徐々に少なくなってきます。
通常1ヶ月程度で悪露も消え体重もやや増加していきますが、産後の体調不良が続く場合、育児のストレスとも相まって、不眠や疲れなどの諸症状が現れる場合があります。
産後の肥立ちが悪い?
:体調的な不良:疲れやすい・母乳が出にくい・貧血・ふらつき
:精神的な不良:マタニティーブルー・逃げたくなる・眠れない
こういった症状は昔から知られてきたようで、それに対応するような漢方薬が色々と考え出されています。
産後の養生と漢方薬
産後の体調不良を漢方では数種類に分けて考えます。
1)気虚・肝鬱タイプ
疲れと共にイライラや焦燥感などの不安感を訴えるタイプ。こちらは気虚・肝鬱タイプに多く見られます。産後の疲れが回復しないまま働きに出たキャリアウーマンなども多いです。
気を増やす漢方薬やホルモンバランスをととのえる漢方薬がお勧めです。
2)血虚タイプ
貧血や冷え性、ふらつき、眩暈など、産後に症状が酷くなった、急に出てきたというタイプは血虚タイプかもしれません。血を増やし、身体を温める漢方薬がお勧めです。

上記のタイプ以外にも、悪露が酷く痛みがある(瘀血)や冷えなども複合しているパターンもあります。
[ご質問がありました]
帰脾湯などは使わないのか?というご質問がありました。もちろん、帰脾湯や柴胡加竜骨牡蛎湯など上記以外の処方をお勧めする場合もあります。そのときの状態・体調にあわせて変化させることが大切です。
予算的には?
平均すると10000円~30000円/月になります。軽度、もしくは服用時期が早いほど、早く改善しますが、疲れが育児が出来ないほどひどい、などの場合はしっかりとした改善をお進めします。
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