マクリ(海人草)と胎毒下し
昔はメジャーであったマクリ
昔メジャーであった生薬の中に、マクリという生薬があります。
60代以上なら一度や二度は飲んだことがあるのではないでしょうか?
マクリとは沖縄あたりでとれる
小学校などでギョウ虫が流行ると、マクリの煎じ汁を全員に飲ませました。
とても苦い生薬で、嫌がる子供も多かったようです。

最近では、合成の駆虫剤が市販されていること、またギョウ虫自体が減っていることでほとんど忘れ去られた生薬になってしまいました。
マクリの 胎毒下し
マクリのもう一つの効果に「胎毒下し」があります。
乳幼児の湿疹やクサなどの皮膚疾患を総称して「胎毒」と呼びます。
親の体質を受け継ぎ出てくる毒と考えられており、東洋医学の「古方派」でよく聞かれます。
地域によって、胎毒下しの処方をマクリという場合もありますし、海人草をマクリという場合もあります。また、胎毒下しの処方も、マクリ単体のもの、大黄の入っているもの、マクリと連翹などを加えたものなど色々なバリエーションがあります。
18年前から、甘草2.0g・黄連1.0g・大黄1.0g・紅花1.0g・連翹0.5gをエキスにし、...私のこの胎毒下しを服用した乳幼児には、アトピー性皮膚炎はなく、風邪をひくこともなく、丈夫に成長し家族に喜ばれている。 引用:胎毒下しのすすめ
その他、胎毒下しに「十薬」を用いたり、「治頭瘡一方」を用いたりという話も聞きます。
生まれたばかり~2、3歳の赤ちゃんの湿疹などの疾患には効果があります。
(漢方薬は、赤ちゃんが苦さにむずがる・・・と言うことはなく、比較的素直に飲んでくれるようです)
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