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アルツハイマーに新タイプ 大阪市大教授ら専門誌に発表
2008年02月27日

 アルツハイマー病は、ベータアミロイドと呼ばれるたんぱく質がたまって脳に老人斑と呼ばれるシミをつくり、発病すると考えられていたが、シミを作らずに発病するタイプがあることがわかった。大阪市立大の富山貴美准教授、森啓教授らが、米専門誌に発表した。このタイプは、これまでと異なる遺伝子配列の変異が原因で、老人斑を標的にした診断法や治療薬の開発だけでは十分でない可能性が出てきた。

 アルツハイマー病は、ベータアミロイドがたまって線維になることで神経細胞が死に、発病すると考えられてきた。ところが最近、老人斑ができる前のベータアミロイドがいくつかくっついた段階で、神経細胞の働きをじゃますることで病気になることが、動物実験でわかってきた。

 同グループは、ある患者でベータアミロイドをつくる遺伝子に変異を見つけた。その変異があると、老人斑はまったくできないのに発病することがわかった。

 これらの結果から、アルツハイマー病の原因は、たまって線維になる前のベータアミロイドが関係している可能性が強いことがわかった。アルツハイマー病に詳しい井原康夫・同志社大教授は「見えないものが真犯人である可能性を提示した点で、非常に興味深い結果だ」と話している。
asahi.com:アルツハイマーに新タイプ 大阪市大教授ら専門誌に発表 - 健康
http://www.asahi.com/health/news/TKY200802260493.html
 

痛風は「痛み」での来店のなかでもなかなか多い症状です。痛風の治療の漢方薬として越婢加朮湯や桂枝茯苓丸と言った漢方薬がありますが、それに併せて、痛風の治療には、カロリー制限などの食事療法と塩分制限が必要になります。

痛風が高脂血症や高血圧と直接影響しているという部分ははっきりとしませんが、尿酸の合成や脂肪の合成系が相互に関係している可能性が言われています。

また、長期にわたる痛風の場合は、腎障害も起こりやすくなります。病院では尿中のPHを管理するお薬を併用しつつ定期検査することをお勧めします。

砂糖入り(sugar-sweetened)ソフトドリンクや果糖の摂取が、男性の痛風リスクの増大と強く関連しているという研究結果が、英国医師会誌「BMJ Online First」1月31日号で報告された。痛風は、血中尿酸値の上昇が原因で発症する関節疾患で、激しい痛みと腫脹を伴う。男性に多く、米国では過去数十年の間に患者数が2倍になったという。

 米ブリガム・アンド・ウィメンズ病院(ボストン)のGary Curhan博士らによる今回の研究では、痛風の既往のない40 歳以上の男性4万6,000人以上を対象に、研究開始時に被験者の食物と飲料の摂取に関する情報を収集し、12年の追跡期間中、体重、薬剤の使用、健康状態の詳細を2年ごとに記録した。

 追跡期間中に755人が新たに痛風と診断された。痛風のリスクは、砂糖入りソフトドリンクの摂取が月1回以下の男性に比べて、週5-6回摂取していた男性のほうがはるかに高く、1日2回以上摂取する男性のリスクは85%高かった。

 この結果は、ボディ・マス・インデックス(BMI:肥満指数として用いられる)、年齢、利尿薬の使用、高血圧、飲酒および食習慣など、ほかの危険因子(リスクファクター)とは独立したものであった。ダイエットソフトドリンクによるリスク増大はみられなかった。

 リンゴやオレンジなどのフルーツジュースや果糖を多く含む果物が痛風のリスク増大と関連していることも判明したが、研究者らは、痛風のリスク増大と、新鮮な果物や野菜が健康にもたらす多くの便益(ベネフィット)とのバランスを考えることが必要だと述べている。(HealthDay News 1月31日海外

タミフルを備蓄し始めたのは、新型インフルエンザ対策でした。

 強い感染力があり、流行すると多数の死者が出る恐れが指摘されている新型インフルエンザの対策で、政府の行動計画が11日、分かった。治療薬「タミフル」の備蓄について、国と都道府県が確保する割合を当初の2割から8割超に引き上げ、「国家備蓄」の色合いを強めた。国内で大流行が起きた際の治療の優先順位も明記し、海外渡航の自粛や学校の休業など社会生活の制限を盛り込んだ。政府は15日にも関係閣僚会議を立ち上げて対策を本格化させる。新型インフルエンザ対策、治療薬の備蓄強化 集会制限も2005年11月12日09時10分

なぜか、現在は既知のインフルエンザ対策に使われています。

インフルエンザでタミフルを服用した場合、発熱期間が1~2日程度短くなる程度、下記のニュースでは「服用者による重い異常行動は、服用なしの1.7倍多い」と語られています。

リスクとメリットを天秤に掛けた上で服用するのが良さそうです。

 インフルエンザ治療薬「タミフル」(一般名リン酸オセルタミビル)の服用と異常行動に関し、厚生労働省研究班(班長・広田良夫大阪市大教授)の解析が誤りだった可能性が高いことが分かった。タミフル服用患者は異常行動が半減したとの内容で先月公表したが、薬の副作用に詳しい医薬ビジランスセンター(大阪市天王寺区)の浜六郎理事長によると、服用者による重い異常行動は、服用なしの1.7倍多いという。研究班の広田教授は「偏りを除くと、服用者の方が異常行動の率が高くなる可能性がある」と話しており、詳しい解析を進めている。

 タミフルは、10代の使用が原則禁止されている。研究班は、06年末から07年前半にインフルエンザにかかった18歳未満の患者、約1万人のデータを解析。「今後変わる可能性がある」と留保した上で、非服用者の異常行動・言動は約22%、命にかかわる重い異常行動は0.77%だったのに、服用者ではそれぞれ9.7%と0.45%だったと公表した。

 しかし今月10日の会議で、医療機関受診前に異常行動・言動を起こした患者を含めていた点について、本来解析対象にすべきではなかったとの指摘が出たといい、「服用者で半減」との結果は、服用と異常行動の関連を小さく見せるような、対象の偏りが原因だった可能性が高いとの結論に達した。

 一方、浜理事長は今回の解析について「タミフルを投薬された患者が服用前に起こした異常行動を、投薬されなかった患者の異常行動として扱った点が誤りだ」と指摘。正しく解析すれば、服用者の異常行動・言動の発症率は約16%、重い異常行動の発症率は約0.58%となり、それぞれ非服用者の約12%、0.34%を上回るという。

 浜理事長は「研究班は速やかに訂正すべきだ。10歳未満でも服用で異常行動が増えており、この年代でも使用を原則禁止すべきだ」と訴えている。【高木昭午】タミフル:厚労省解析「異常行動が半減」誤りの可能性 - 毎日jp(毎日新聞)

子宮頸癌は早期発見すると比較的完治しやすい癌の一つです。最近では市役所などでも啓蒙をしていますが、 せめて2年に1回は受診して検査をするようにしましょう。癌が進行してくると、不正出血が起きやすくなります。

  子宮頸癌  子宮体癌 
発生場所  子宮頸部  子宮体部(内膜) 
 年齢 20代~ 

40代~ 

 原因  ヒトバビローマウイルス
イボを作るウイルス
エストロゲン依存性 
   大半を占める 多くなってきた 

関連リンク:
各種がんの解説(部位・臓器別もくじ):[がん情報サービス]
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/cancer/index.html
子宮がんは2種類あるのです! 子宮頚がんと子宮体がん - [女性の健康]All About
http://allabout.co.jp/health/womenshealth/closeup/CU20040701A/index.htm

子宮癌、子宮体癌、頸癌

 

「子宮がん」 知識乏しく、健診率低く
子宮がんアンケートをまとめたトップランナー会の会員=1日、南部徳洲会病院 子宮がん・卵巣がんを経験した女性や助産師、婦人科医が交流するトップランナー会(玉城勝子代表)が今年県内で実施した子宮がん検診の意識調査で、子宮頸(けい)がんが性交渉によるウイルス(ヒトパピローマウイルス)感染も原因とされていることに対し、「知らない」と答えた人が全体で59%、20代では70%に達していたことが明らかになった。また20代は子宮がん検診を受けたことがない割合が67%に上っており、20代の大半が正しい知識を持っておらず、検診を受けずにがんに罹患(りかん)する危険にさらされていることが浮き彫りになった。
 「トップランナー会」は約5年前、旧県立南部病院に勤めていた仲地廣順医師(現南部徳洲会病院婦人科部長)や助産師、子宮がん・卵巣がん体験者が「同じ病気で苦しむ女性を増やしたくない」との思いで結成。年に2、3回集まり、励まし合い、情報交換している。
 これまでは身近な人たちに検診を勧めてきたが、検診普及を目的に元助産師の比嘉末子さん(65)が中心となってアンケートを企画した。回答数は県内の20代以上の女性545人。会のメンバーが婦人会や職場、会合などで今年4月から10月に実施した。
 子宮がんには、子宮の入り口にできる「頸がん」と奥にできる「体がん」の2種類あり、検診方法が違うことを知らない人が51%に上った。比嘉さんは「集団検診は通常、頸がんのみの検診。ここで『異常なし』と思い込んでいる人もいるが、体がんの検診も別に受けなければならないし、医師や看護師も十分な説明が必要だ」と訴える。
 また、子宮がん検診を1度も受けたことがない理由(複数回答可)としては「症状がない」52%、「忙しい」42%、「恥ずかしい」31%と続く。子宮頸がんは初期は無症状で、自覚症状が出た時はすでに進行がんになっており、無症状でも定期的に検診を受ける必要がある。
 仲地医師は「性体験の低年齢化の一方で晩婚化が進んでおり、20代後半や30代で初めて婦人科を受診し、すでに進行がんだったケースもある」と述べ、早期発見が必要な若い世代に受診が普及していないことを懸念し「積極的に検診を受けてほしい」と呼び掛けている。
 (深沢友紀)

インスリンは色々な命名法があって、統一されていませんでしたが、やっと統一されるとのこと。
これで誤用が減るかと思われます。

 インスリン:「『ブランド名』+『製剤組成の情報』(速効型=「R」や中間型=「N」など。混合物は「R」と表示)+『剤形』+『濃度』(単位/mLを明記)」を原則

 ◇インスリン
 医療関係者が主に使用するインスリンのバイアル製剤では、「ノボリンR注100」「ランタス注バイアル1000」といったように、濃度を表示した製品(100単位/mL)と総量を表示した製品(1000単位10mL)があり、誤解が生じる。バイアルは全量を使うものではなく、現場では濃度が重要であることから、それを踏まえて見直すことになった。

 そこで、販売名の命名は「『ブランド名』+『製剤組成の情報』(速効型=「R」や中間型=「N」など。混合物は「R」と表示)+『剤形』+『濃度』(単位/mLを明記)」を原則とした。 一方、自己注射用製剤では、濃度は一つの規格(100単位/mL)しかなく、患者への指示は単位ごとに行われることを重視し、総量や濃度の表示は重要ではないとして、新たな命名の原則を打ち出した。

 販売名の命名は「『ブランド名』+『製剤組成の情報』(速効型の「R」や中間型の「N」など。混合物は「R」と表示)+『剤形』+「容器の情報」(カートリッジ製剤かキット製剤かの区別)を原則とした。薬事日報

鍼治療で効果 難治性疾患「ジストニア」

頸部筋の筋電図検査=大阪府熊取町の関西医療大学
 ■理学療法と組み合わせ 顕著な改善例も

 脳の神経系の何らかの障害によって筋肉が不随意に収縮を続け、身体にねじれやゆがみが生じて自分の思い通りに動かなくなる難治性疾患「ジストニア」。原因が未解明のうえ、個々の症状の違いが大きく、治療も対症療法しかないのが現状だ。そうしたなか、関西医療大学神経病研究センター(大阪府熊取町)で同大保健医療学部の鈴木俊明教授が開発した理学療法と経絡(けいらく)、経穴(けいけつ=ツボ)の概念を組み合わせた鍼(はり)治療法が、静かな広がりを見せている。(服部素子)

 「ジストニアは、中枢神経系の障害に起因する運動異常症の症候名。その症状は、首が傾く頸(けい)部ジストニア(斜頸)や、文字を書こうとすると手が震える書痙(しょけい)など異常な姿勢や動きとして現れます。しかし、MRI(核磁気共鳴診断装置)でも異常がみられず、診断も非常に難しい」と鈴木教授は話す。

 理学療法士である鈴木教授が、ジストニアへの鍼治療に関心を抱いたのは十数年前、頸部ジストニア患者の劇的な改善を目にしたことから。

 平成7年、同大学の前身である関西鍼灸(しんきゅう)短期大学附属診療所神経内科で、頸部ジストニア患者への鍼治療を神経内科医、鍼灸師とともにスタート。その効果を、臨床症状評価と筋電図学的評価から証明する治療システムを作り上げた。

 臨床症状評価は疼(とう)痛評価など5項目で、筋電図学的評価と総合し、筋肉の過剰収縮や不随意運動などの一次的障害と、筋肉・皮膚の短縮や疼痛などの二次的障害を把握。それに応じた鍼治療を行う。

 治療は、刺入深度5ミリの鍼を刺したまま留める置鍼法で、筋緊張抑制を目的とする場合は5分間、筋緊張促通を目的とする場合は10分間が基本だ。

 12年に、同科に定期的に通院し、鍼治療を受けている頸部ジストニア患者32人(男性17人、女性15人、平均年齢40.8歳)を対象に、置鍼治療10回目に効果を検討した結果、疼痛評価や自覚的評価などの改善が顕著で、副作用もなかったという。

 「当時、本学にこられる前に全員が薬物治療を受けており、MAB治療やボツリヌス治療、外科手術を併用していた人もいました。鍼治療と並行して薬物治療も行いましたが、他の治療法で症状の改善がなかった人でも、鍼治療の効果が期待できます」と鈴木教授は話す。

 国内には約2万人の患者がいると推定されているが、発症要因は遺伝性、外傷性、肉体的・精神的ストレスなどさまざま。また、職業性ジストニアとして、ピアニストやギタリストなどで手に痙攣(けいれん)が起きて、演奏できなくなる奏楽手痙などもある。

 ジストニアの患者らでつくる「ジストニア友の会」の佐藤治子副理事長は「ジストニアは本来、神経内科を受診すべき疾患です。治りにくい病気ですが、早期発見と正しい治療で完治、症状改善の可能性はあります。西洋医学的な手法と鍼治療の併用で、より効果のある治療になれば」と話している。

(2007/09/26 08:47)http://www.sankei.co.jp/seikatsu/kenko/070926/knk070926000.htm

 

成人ぜんそく、免疫細胞が悪玉化 兵庫医大が解明
 
 成人に多い難治性ぜんそくは、かぜなどによるのどの炎症で免疫細胞の一種が悪玉化し、特殊なアレルギー反応が起きるのが原因とする研究結果を、兵庫医大の中西憲司教授(免疫学)らがマウス実験でまとめ、米科学アカデミー紀要(電子版)に28日発表した。

 小児ぜんそくはカビやダニなどが原因で起きることが多いが、成人ぜんそくは自分の体が作り出す炎症関連物質が悪さをしているらしい。中西教授は「この物質の働きを弱められれば深刻な症状の軽減につながる」としている。

 佐賀大、大阪大との共同研究。中西教授はマウスののどに毒素を入れて炎症を起こし、反応を分析。炎症部位から出る物質がリンパ球の一種に働きかけて異常な免疫反応を起こし、呼吸困難や気管支炎を招くことを突き止めた。

 こうした免疫反応は繰り返し起きてぜんそく症状が悪化するが、この物質を抑えると症状が治まることも確認した。

 中西教授は「成人ぜんそくが慢性化する仕組みが解明できた。大型動物でも実験したい」としている。

(2007/08/28 20:09)

生きた人から臓器を移植して貰うことを生体移植。
例えば、腎移植・肝移植はよく聞きます。

死んだ人から臓器を移植して貰うことを死体移植。
角膜移植などをよく聞きます。

生体移植の提供者(ドナー)にもそれ相応のリスクがあった、という調査結果です。

生体肝移植:提供者にもリスク 3.5%が重い合併症に:毎日新聞
 国内で実施された生体肝移植で、ドナー(臓器提供者)の3.5%に再手術が必要となるなど重い合併症が出ていたことが6日、日本肝移植研究会ドナー安全対策委員会(清澤研道・長野赤十字病院長)の調査で分かった。生体肝ドナーの合併症の実態が明らかになったのは初めて。
 同委は89~05年に生体肝移植を実施した施設を対象にアンケートした。37施設から3005例の報告があった。
 重い合併症を発症したドナーは105例(3.5%)で、手術後の発症が90例、手術中17例、手術前3例。46例は再手術を受けた。この他、京都大病院で03年に1人が死亡していた。

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