腸内環境がアレルギーの発生に関係しているという話は、この2~3年よく雑誌などに取り上げられています。腸内環境が大切なのはもっともですが、ヨーグルトが良いやら、腸内洗浄が良いやら、ココアがよいやらと色々と宣伝材料に使われ胡散臭いな、、、という気持ちも出てきています。
このニュースでのキモは、乳酸菌のラボでの実験で、Th1を増やすだけでなく、Th2を減らすことも確認されたということです。他の食品や製品にも同じような可能性はありそうですね、、、。
これから花粉症の季節になりますが、一般的にできる予防方法としては、
- 毎日快便 (←快便がポイント)
- 発酵食品 (ミソやキムチ、納豆など)や乳酸菌(ヨーグルトなど)を取り入れた食生活、
- 花粉を入れない生活
が大切で、それができない、もしくは不足しているときに健康食品などを併せて選択するのが良いかと思います。
乳酸菌:アレルギーの抑制力解明 東大など、症状緩和に可能性
腸内に存在する乳酸菌の一種が、アレルギーの原因となる免疫細胞を細胞死(アポトーシス)に導くことを、東京大などのグループがマウスの実験で突き止めた。乳酸菌はアトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー症状を抑えることが報告されているが、メカニズムの一端が明らかになった。欧州の免疫学専門誌「イムノバイオロジー」に掲載された。体内では免疫細胞である「Th1」と「Th2」の均衡が保たれているが、バランスが崩れてTh2が増えると「IgE」と呼ばれる抗体が過剰に作られ、アレルギー反応が起きる。アレルギーの人はTh2が過剰な傾向がみられる。一方、アレルギー症状のある子どもは、乳酸菌のビフィズス菌やラクトバチルス菌が腸内に少ないという報告がある。
東大の八村敏志准教授らのグループが、培養したマウスのTh2細胞にラクトバチルス菌を加えたところ、何も加えない場合に比べてTh2が1割程度多く細胞死を起こすことが分かった。マウスにこの菌を食べさせる実験でも、同様の結果を確認した。
八村准教授は「乳酸菌はTh1を増やす働きが知られていたが、Th2の細胞死を促してアレルギーを抑える仕組みもある。乳酸菌摂取が症状緩和につながる可能性がある」と話した。【下桐実雅子】

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