冬虫夏草は漢方薬では、作用は穏やかで、肺系の力を増強する生薬といわれています。
性味:甘温 帰経:肺腎 であり、たとえば慢性咳嗽や体全体の虚弱さ、喘息、腰のだるさ、病後、食欲不振といった症状に使われます。また、肺系の癌に、生薬のひとつとして使われることもありました。
現在は生薬相場が高騰してかなり高価な生薬になっている冬虫夏草ですが、なんと抗がん成分をより多く取れる変異体が開発されたとのこと。冬虫夏草だけで癌が治るわけではありませんが、将来の開発状況が楽しみですね。
抗がん期待の成分10倍分泌 冬虫夏草の変異体を開発冬虫夏草の一種サナギタケに放射線のイオンビームを照射し、抗がん作用が期待されている化学物質「コルジセピン」を通常より約10倍分泌する突然変異体を開発することに、福井大学大学院の榊原三樹男教授(生物応用化学)らの研究グループが16日までに成功した。
コルジセピンは細胞のがん化を抑制する働きがあるとされ、現在米国立がん研究所(NCI)が効果を検証している。1グラム数十万円とも言われるが、研究グループによると、突然変異体の培養液を精製すれば、安価に大量生産できるという。
漢方薬として知られる冬虫夏草は虫のさなぎに寄生して育ったキノコ。冬虫夏草の中でもコルジセピンをよく分泌するサナギタケを利用した。
まず、エックス線などほかの放射線より強く、DNA構造に大きな変化をもたらすイオンビームをサナギタケの菌糸体に照射し、突然変異を誘発させた。
2007/11/16 17:02 【共同通信】

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