お茶が~~に効果的という研究は昔からよく見られます。
●卵巣がんのリスクを下げる方法
スウェーデン女性に行った新しい研究結果から、お茶の消費がその消費量に応じて卵巣がんのリスクを下げるかもしれないことが明らかになった。
細胞培養と動物研究からの証拠から、緑茶と紅茶の試料が種々のがんを予防する可能性が示唆されている。 けれどもほとんど疫学的研究は特にお茶の消費とヒトの卵巣がんのリスクの間の関係を調べていなかった。
そのため、スウェーデンのストックホルムにあるカロリンスカ研究所の環境医療国立研究所の研究者達は人口集団に基礎をおいたスウェーデンの乳房撮影コホートに参加した女性61,057人(年齢40~76)のお茶の消費と卵巣がんのリスクの関連性を調べてみた。
女性達は1987年と1990年の間に研究に登録し67項目の食品回数アンケート調査に答えて2004年12月までがん発症率について追跡調査された。
ベースラインにおいて、被験者達の68パーセントが少なくとも月一回お茶(主に紅茶)を飲んだことを報告した。 平均15.1年間の追跡期間中に、女性301人が浸潤性の上皮卵巣がんを有すると診断された。
研究者達は関連リスク要因を調整した後で、お茶の消費がその消費量に応じて上皮卵巣がんのリスクを減らすことを発見した。 例えば、お茶を全く飲まない人と比較すると、お茶を一日にカップ2~3杯飲む女性の卵巣がんのリスクは46%より低いことが分かった。 研究者達は、さらにカップ一杯多くお茶を飲むごとに卵巣がんのリスクが18%減少することも発見した。
研究者達はお茶の抗酸化剤ポリフェノールが腫瘍細胞の成長と血管新生の形成を抑制し、そしてがん細胞のアポプトーシスを誘発するものと推測した。
研究者達は「この関連性に関して確信できるデータが欠乏しているから、我々の研究結果は将来の研究によって確証される必要がある」と語っている。
Reference: Susanna C. Larsson et al., Tea Consumption and Ovarian
Cancer Risk in a Population-Based cohort, ARCH INTERN MED, Vol.165,
Vol.165, pp2683-6.

コメントする