不妊と遺伝子の関連研究へ 患者の精子で東北大など

不妊と遺伝子の関連研究へ 患者の精子で東北大など
 
 ある種の遺伝子異常が男性不妊と関連しているのかどうかを調べる臨床研究に、東北大とセント・ルカ産婦人科(大分市、宇津宮隆史院長)のチームが近く本格的に乗り出すことが明らかになった。

 不妊治療で体外受精をする際、運動能力が高い精子を選んで卵子と受精させるが、妊娠に至らないケースも多く、未知の原因が疑われている。遺伝子異常との関連が解明されれば、将来、診断や治療に生かせる可能性もあるという。

 日本産科婦人科学会にも研究登録を申請済みで、倫理委員会小委員会が審査中。

 計画によるとチームは、不妊治療を受ける男性患者約100人から精子を提供してもらい、遺伝子に異常がないかを調べる。

 中でもチームが注目するのは、父、母からそれぞれ受け継いだ計2つの遺伝子のうち、一方だけが働くように調節された「刷り込み遺伝子」と呼ばれる遺伝子の異常。

 海外で近年、体外受精や顕微授精などによって生まれた子どもでは、刷り込み遺伝子の異常で起こる奇形や病気の割合が多いと報告されているためだ。有馬隆博東北大准教授(婦人科学)は「不妊男性の精子に遺伝子異常があった可能性が考えられる」と話す。

 チームが一部の遺伝子を対象に予備的に実施した調査では、不妊治療中の男性から採取した精子サンプルの約4分の1で、1-3つの刷り込み遺伝子に異常が見つかったという。

(2007/08/28 18:22)

http://www.sankei.co.jp/seikatsu/kenko/070828/knk070828000.htm

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