2007年6月アーカイブ

数年前、指先から血液をとって位相差顕微鏡で観察、、、血液が連なっていればドロドロ血液
というのが流行りました。インパクトがあるため、物品販売の会場でよく見られたようです。
ブレスレットをつけたから、すぐに赤血球の柔軟性がよくなるとかはありえないのですが、
だまされて高額商品を買わされたという話はチラホラ聞きました。

そんな商法を読売新聞が特集して書いています。
※位相差顕微鏡は意外と高価で、1台で20~30万円ぐらいします。
 奥行きのある画像を捉えるのが得意で、植物(の花粉)の立体的な画像を捉えることもできます。

以下手口:
ドロドロにしたいとき
→5分程度置いてから顕微鏡で見る。(赤血球は凝集する)
→血液量を多くする(多層になるため重なって見える)
→ストレスをかけてから採血

サラサラにしたいとき
→採血後すぐに見る
→血液量を少なくする、プレパラートを強く押す

「血液がサラサラになる」と健康効果をうたい、高額のブレスレットを売りつけていた元営業マンが読売新聞の取材に応じ、「セールストークには科学的な根拠は何もない」と詐欺的商法の内幕を語った。-中略-
 顧客の血液を「ドロドロ」に見せかける血液検査の実演、効果を演出する再検査には巧妙な細工がある。呉服販売会社と提携し、展示即売会に集まったお年寄りらを集中的に狙ったという。「効果が出ない物に、大切な老後の資金を使わせてしまった。本当に申し訳ない」と悔やんでいる。
 取材に応じたのは、今年までの約1年間、大阪市内の貴金属製造販売会社に勤務した40歳代の男性。
 男性によると、入社後すぐに3日間の研修でノウハウをたたき込まれた。血液をガラス板に挟んで顕微鏡にかけ、映像をモニター画面に映す。血液の多い部分に焦点を合わすと、「ドロドロ」に見える。ガラス板を指先で軽く押し、血液を薄く広げると、「サラサラ」の血液のように映る。
2007年6月29日15時0分  読売新聞
参考:ためしてガッテン:過去の放送:500回記念!徹底検証・血液サラサラの真実

健康食品の名前が派手なのは、小林製薬とDHCが目立っていまして。
例えば、サラサラヘルプとか、更年ヘルプとか。。
医薬品と間違えるような名前でどんどこ争って、さらに色々なメーカーが参入してハチャメチャになっていました。

そこに、4月の厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課からの通達で状況は一変。
リニューアルやらパッケージ変更やらが沢山です。

 ■厚労省、3社に名称変更を指導

 「さらさら」「圧ダウン」「快眠」など、健康食品の名称の一部に医薬品としての効能や効果をイメージさせる言葉が使われているとして、厚生労働省健康食品メーカーのディーエイチシー(DHC、東京都港区)、ファンケル(横浜市)、小林製薬(大阪市)の3社に対し、計約60品の名称変更を指導していたことが22日、分かった。
 大半はサプリメントと呼ばれる錠剤タイプの食品。3社はこのうち計54商品の名称変更を決め、ほかに9商品については販売を中止した。厚労省がこれほど大量の商品名変更を指導するのは異例で、医薬食品局は「薬のような効能、効果を消費者に期待させる商品名は薬事法違反となる可能性がある。3社の商品には紛らわしい名称が特に多く、改善が必要と判断した」としている。

 変更はそれぞれDHC19、ファンケル18、小林製薬17の商品。
 このうち高脂血症などが改善されて血液がさらさらになるイメージを与えるとされたのはDHCの「さらさら」、ファンケルの「さらさらサポート」、小林製薬の「サラサラヘルプ」。ほかに血圧を下げることを連想させる「圧ダウン」(DHC)や、よく眠れる効果があるとされるハーブを含んだ「快眠サポート」(ファンケル)など。
 DHCは「要請を受け止め、薬事法の趣旨にのっとって見直した」と説明。ファンケルは「健康食品業界の健全化につながるととらえ指導に従った」、小林製薬は「国の指摘もあり、お客さまの誤解を招かないよう名称を改めた」としている。
さらさら、快眠…薬と誤解 60の健康食品NG-リビングのニュース:イザ!

より厳しい報道について↓MyNEWSJAPAN
http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=675

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