讀賣新聞に次の記事が掲載されました。
村上教授は「妊娠期の栄養状態は、子を超えて孫世代まで大きく影響することがわかった。生活習慣病予防は、日常生活だけでなく一つ世代の前から、すでに始めなければならない」 孫まで響く生活習慣病...近大・村上教授ら、妊娠ラットの実験から
妊娠中に栄養不足が起こった場合、孫に影響があるのかどうか、という実験です。
なぜ子供でなく、孫に大きく影響するのか、、、というも疑問なところなのですが(;´Д`)
たぶん、これから解明されるのでしょう。
ラットの場合は実験室ベースの試験なので、実験結果にしっかりと差が出ているようです。
が、人間の場合は、食生活や睡眠、ストレス、幼少期の運動といった、後天的に影響を与える因子がとても多いので、ラットほどの影響はないかと思います。
妊娠中の食事は大切、という観点では、気をつけるべきだなと思いました。
経済 科学 ピックアップ : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
妊娠中の母体に穏やかな栄養制限をしただけで、孫の世代まで高血圧などの「生活習慣病」になりやすくなることを、近畿大の村上哲男教授(栄養学)らがラットを使った実験で明らかにした。
17日から京都市で行われる日本栄養・食糧学会で発表する。
村上教授らは脳卒中を発症しやすくしたラットを使って実験。まず妊娠中の「祖母」世代のラットに対して、与えるたんぱく質を必要量より3%少なくして飼育。生まれた「母」世代のラットは、十分な栄養で育てた。
この母親から生まれた「孫」のラット13匹には、生活習慣病になりやすくするよう生後10週から飼育用の水を1%濃度の食塩水にして様子を見た。体重など外見的な影響はほとんどなかったが、食塩水を与え始めてから血圧は非常に高くなり、平均43日ですべて死んだ。祖母世代から十分な栄養を与えた孫10匹の生存日数は平均60日だった。
人にも同様に影響が出ると考えられ、村上教授は「妊娠期の栄養状態は、子を超えて孫世代まで大きく影響することがわかった。生活習慣病予防は、日常生活だけでなく一つ世代の前から、すでに始めなければならない」としている。 (2007年5月17日 読売新聞)

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