体外受精児が男児出産

体外受精が日本で行われたのが、1983年。なんと1984年に3例目が行われています。
2004年には、18000件も行われているとのことですから、とてもメジャーになった・・・と思います。

で、厚生労働省が、日本産科婦人科学会と一緒に出産後の追跡調査をしていたらしいのですが、

このため、厚労省は日本産科婦人科学会などと協力。調査チームの体制やデータの管理・分析方法などは今後詰めるが、誕生から学童期(小学生)までを追跡調査し、発育の実態や、子供が成長して事実を知った時に心理面で影響が出るのかどうか調べる。また、親も含めた家族全体をカウンセリングなどで支援する体制をどう構築していくのかも検討するとしている。

その中で、1984年に出産した女性が、2003年に自然妊娠していたとのこと!(^-^)
おめでとうございます。
厚生労働省の追跡調査が進めば、まだまだ妊娠の事実は発見されると思います。

2007/05/27-11:19 体外受精児が男児出産=国内初、03年に自然妊娠-宮城
 東北大で実施された国内3例目の体外受精で1984年に生まれた女性(23)が、2003年に自然妊娠し、男児を出産していたことが27日、分かった。
 東北大で当時、体外受精を手掛けたスズキ記念病院(宮城県岩沼市)の鈴木雅洲院長によると、体外受精児による出産が確認されたのは国内初。生まれた男児は健康に成長しているという。
 鈴木院長によると、出産した女性は東北大が実施した国内3例目の体外受精児として、84年2月に誕生。結婚後に自然妊娠し、19歳だった03年8月に男児を出産した。
 東北大では83年10月の国内1例目、同年12月の2例目と3例続けて体外受精で女児が誕生しているが、出産したのは3例目の女性が初めてだという。いずれのケースも、鈴木院長が東北大で携わった。
 鈴木院長は「体外受精児も普通の赤ちゃんと変わりがないことは理論的には分かっていたが、現実にも証明できて大変良かった。全国の不妊治療を受けた患者さんも安心すると思う」と話している。

心身への影響 客観評価
 わが国では夫婦10組のうち1組が不妊と考えられ、約50万組の夫婦が何らかの治療を受けているとされる。このうち、体外受精は1983年に初めて成功。実施件数は年々増え続け、2004年には年間1万8000人以上の赤ちゃんが生まれた。
 しかし、出産率を上げるために、複数の受精卵を体内に戻す例が多いことから、双子や三つ子などの多胎妊娠が増え、未熟児などが生まれやすいという指摘が以前から小児科医などからあった。ただ、その実態はスウェーデンなど一部の国を除いて調べられておらず、国内では体外受精を行う不妊治療施設と出産施設の多くが違うこともあって、継続調査は難しかった。
 このため、厚労省は日本産科婦人科学会などと協力。調査チームの体制やデータの管理・分析方法などは今後詰めるが、誕生から学童期(小学生)までを追跡調査し、発育の実態や、子供が成長して事実を知った時に心理面で影響が出るのかどうか調べる。また、親も含めた家族全体をカウンセリングなどで支援する体制をどう構築していくのかも検討するとしている。
 日本未熟児新生児学会理事の山内芳忠・岡山医療センター臨床研究部長は「手厚い治療が欠かせない『新生児集中治療室』に入ってくる子供の中で、体外受精などの不妊治療で生まれた子供が年々増えている印象がある。しかし、こうした子供の健康状態を長期間追跡した例はなく、実態を明らかにする必要がある」と話している。
 体外受精 卵子を体外に取り出して精子と受精させ、その受精卵を子宮内に戻す方法。卵子の中に直接精子を注入して受精を助ける「顕微授精」のほか、卵子を体外に取り出して精子と混ぜた状態で卵管内に戻す「卵管内移植法」などを含める場合もある。
(2006年11月21日  読売新聞)

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このページは、ゆうきが2007年5月28日 12:00に書いたブログ記事です。

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