抗リン脂質抗体症候群
抗リン脂質抗体症候群:Anti-phospholipid antibody syndrome
自己免疫異常によって、自己が攻撃されてしまう症状。
抗リン脂質抗体症候群は習慣流産の原因になる。(習慣流産だけを抗リン脂質抗体症というわけではない)
胎盤内に血栓ができてしまい、胎児に栄養や酸素が行き渡らなくなることがある。
胎盤から臍の緒にかけては赤ちゃんの生命線。命のパイプです。
胎盤と母胎は小さな毛細血管で酸素をやりとりしているのですが、そこに血栓ができることで徐々に酸素が赤ちゃんに届かなくなります。
また、この症状は、繰り返し起こる可能性があり習慣流産のひとつの原因とも言われています。
病院では2回~3回の流産後にこの症状を疑い、抗リン脂質抗体症候群の検査をすることがあります(病院では自費負担になるようです)
抗リン脂質抗体症候群と判明した場合、
血栓ができないようにするお薬を、妊娠後から服用します。
例えば、ヘパリンの注射(カプロシン皮下注用)やダナパロイドナトリウムの注射(オルガラン注)、アスピリン(小児用バファリン・バイアスピリン)などで、出産まで毎日続けることになります。
2007年にワイドショーで「写真家の間下このみさんが抗リン脂質抗体症候群での出産」と話題になりましたので、この症状をご存じの方も多いかもしれません。
なぜ起こるのか、原因はまだわかっていませんが、「克服し、無事に出産された方も多い病気です」。妊娠後、流産が続く方は、まず病院にて検査を受けることをお勧めします。
※漢方薬としては、病院では柴苓湯が一般的に使われているようです。当サイトではさらに、[気虚・痰湿・瘀血]などの証を見て検討します。
※オルガラン注は汎発性血管内血液凝固症(DIC)という「小さな血栓ができる病気」に使われる薬です。
[]関連:難病センター]
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