オリモノの大切な役割
おりもの[帯下]ってなに?
おりものは膣から出る粘液で、女性器の色々な部分から出る分泌物が混ざり合った集合体です。
「帯下」「こしけ」「白帯下」などの別名があり、性周期によってネバネバだったり、サラサラだったりと変わっていきます。
"おりもの"には大切な役割が
おりものは月経周期に応じて変化します。30代後半から少なくなってきますが、ひとによって違いはあるようです。
小林製薬の調査*1によると、おりものに悩む女性は多くて、
「においが気になる」 Yes 62% No 38%
「不快感を感じることがある」 Yes 66% No 34%
など、半数以上はなんらかのトラブルを抱えています。
では、そのおりもの。無くなったらトラブルはなくなるか・・・というと、そうではありません。
体にとっては利点が多いものです。おりものの役目について説明していきましょう。

1::自浄作用:::雑菌が体内に入るのを防ぐ
膣口は、肛門の近くにあり雑菌が進入しやすい場所にあります。酸性のおりものは、体内への雑菌の侵入を防ぎます。
※なので、トイレでビデを使いすぎると、自浄作用が低下して、尿道炎などの細菌感染を起こしやすくなります。
2::受精の手助け:::
排卵期前後には、おりものの量が増えてドロッとしてきますが、これは精子が子宮内に進入しやすいようにするためです。
精子(アルカリ性)は酸性(PH4~5)の膣内ですぐに死んでしまいます。そうならないよう、排卵期のドロッとした"おりもの"[頚管粘液]は弱アルカリ性で、精子はその中に入ることで長生きすることが出来ます。
この、自浄と受精を助ける作用は、女性の体の中でも大切な役割です。
おりもの[帯下]は周期によって状態が違う
周期によって、状態はかわってきます。
| 時期 | 状態 |
|---|---|
| 卵胞期(低温期前半) | おりものが少なく、サラサラ |
| 排卵期(排卵前) | おりものの量が最も増えて、透明でドロッ。粘り気あり。 |
| 黄体期(高温期中盤) | 白濁、下着につくとすこし黄色っぽくなることも。 |
| 生理前 | おりものの量は少し増えて、白濁したものに。 |
多少の粘つき、臭いならば正常ですが、時々注意した方がよい場合もあります。

*1(2000年8月に20歳から49歳の女性400人に調査したアンケート結果からの抜粋 日経ヘルス 2002年11月号 P42引用)
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