漢方実務実習2014年 第二期

学生実習の第二期。毎年資料を更新しているのですが、今年は芍薬甘草湯と気血水(気滞について)の説明を新しく追加しました。

芍薬甘草湯は芍薬・甘草の二つの生薬で出来ており単純な処方ですが、漢方の導入にはとても大切な、また病院でも良く出される処方です。痛み止めでも治らないぎっくり腰や筋肉痛など筋肉の痙攣などに使う処方で、効能効果、処方の意味、副作用と対策、本治と標治を説明しました。

2014102003

薬研を使う実習です。今回も茯苓です。丸剤の製造も組み入れてみたいのですが、時間がかかるだろうなーと思案中です。最初は学生の皆さんもおっかなびっくりですが、だんだんと慣れてきて持ち方も様になってきます。

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この記事を書いた人

漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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