大阪の福田漢方薬局|漢方家族.com

不妊相談(妊活・第二子不妊・不育症・高齢妊娠)、痛み(腰痛・膝痛)、更年期障害などのお悩みを漢方で解決。メール相談、通信販売など、各種漢方メーカー(ツムラ・小太郎・イスクラ・松浦)の処方を取り扱う大阪の漢方薬局です。

*

疲れると膀胱炎のような症状になる:清心蓮子飲(せいしんれんしいん)

   

清心蓮子飲(せいしんれんしいん)は「尿のトラブル」によく使われる処方です。尿のトラブルといえば、CMで有名なハルンケア(八味地黄丸)をドラッグストアの店頭で見かけますが、実は体質によって色々な処方があります。

症例:50代女性、疲れると膀胱炎のような症状が起きる。

50代の女性でデパートの衣料部門で働いています。バタバタとした日を送っていたのですが決算期に長期間勤務したときから「疲れると」残尿感(違和感)が出始めて、1時間に1回ぐらいトイレに行きたくなってしまいました。「これは、膀胱炎かも!?」と気になって病院に行くも、「いや膀胱は綺麗だよ?」とDrに言われて困ってのご相談です。

仕事・通勤で尿意を感じても、手近にトイレがあるとは限りません。尿のトラブルは思ったよりも深刻です。

この女性の場合、よく状況をお聞きすると、ポイントは「疲れる・イライラすると酷くなる」ことと感じました。「もう50代だし、膀胱が弱ってるのかねー」としょんぼりしていましたが「疲れなかったら大丈夫ですよ」と、清心蓮子飲と別の処方を組み合わせてお渡し致しました。

良く効いたようで、1ヶ月ほどして「最近はそういった症状がないの」とお電話いただきました。ただ、仕事はまだ忙しくて疲れやすいようで、それを改善する処方は継続してもらっています。

身体の不要な熱を冷ます効果のある蓮(ハス)

清心蓮子飲とは「ハス」の含まれた処方です。「ハス」といえば、夏の時期に大輪の花が咲き、蓮葉茶は「おしっこを良く出す」ことで有名です。ただ、この処方に関しては葉ではなく「内果皮の付いた種子(蓮肉)」を使います。蓮肉は心の熱(ストレス・環境など)によって膀胱の機能が乱れた状態を改善し、人参・黄耆などで気血を補い、車前子・地骨皮などで炎症を除いて排尿を促します。

ハス

遺精について記事を書きました。遺精とは「精が漏れる」、何もないのに射精してしまう症状です。[参考:遺精と夢精 goo]遺精とまではいわなくても、最近疲れてなぜか敏感になっているなど、バランスを崩されている場合は、清心蓮子飲などの処方を併用してもらうこともあります。

小太郎漢方製薬の通信には

弊社では原典にこだわり、胚を除いた蓮肉を使用しております。産地では一つ一つ手作業で、蓮肉から胚を除いておりました。多くの作業者による手作業によって加工されています。

と書かれていました。どのくらい大変な作業かというと、ピーナッツの真ん中の芯を取り去るような作業です。生薬の加工はまだ自動化出来ない部分が多いです。色々な人たちの努力で、素晴らしい漢方薬は作られています。

 - おしっこが近い、夜尿症, コタロー , ,