救心

霊黄参:イライラで生まれた「熱」を抜く処方(牛黄)

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40代、私と同世代のドリンク剤といえば、リゲイン・鉄骨飲料・ユンケル黄帝液などで、ビジネスマンはみんな飲んでいたようなイメージがありますが、このユンケル黄帝液の大切な生薬のひとつが「牛黄」です。牛黄、名前の通り牛から出る黄色いもの、つまり胆汁などが固まったものですが、高貴薬と言われ万病が治るようにあがめ奉られていました。(それについては別ページで紹介しています)

今回ご紹介する「霊黄参」は、牛黄と人参の含まれた製剤で「身体に熱を持った」疲れや疲労のある方に効果がある処方です。主成分の牛黄は、配合量が多く、1日量、牛黄末で100mg(4カプセル)含まれています。

霊黄参、牛黄の使い方

中国の古典には大人の精神錯乱を治したり、寿命を延ばしたり、物忘れがしなくなったり。とも書かれていて、幅広く使われていたことがわかります。現在臨床での使い方としては、

  1. 鎮痙作用(消化管の痙攣、差し込みなど)
  2. 肝障害改善
  3. 解熱
  4. 貧血改善
  5. 抗酸化作用
  6. 鎮静(交感神経の興奮を抑える)

の5つが多く、特に「交感神経がオーバーヒートしている」状態にはよく使っています。 人参を含むことから、精神面だけでなく肉体面の疲労も補ってくれますので、使って効果を感じる処方です。

霊黄参の症例

50代女性、ややがっちりタイプ。仕事が忙しく、疲労感で午後から逆上せる。血圧はやや高い、ドリンク剤を飲んで頑張っているが、ドリンク剤は糖分が多いため気にしている。胃腸が弱く食事を少し多めにとるとすぐに下痢をする。

この方の場合は、霊黄参を午後から服用してもらい、あと漢方薬を1種類継続していただきました。2~3日で、疲労感が落ち着いてきて逆上せにくくなり、夕方までバリバリと働けるようになった、とのことです。

高いドリンク剤を毎日服用していたのですが、そちらよりも効くということで、霊黄参を継続されています。午後に熱感のある方でも、夕方だけ霊黄参、それ以外の時期には別の処方を検討する場合があります。

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※ 2Cap用、10Cap用のメーカー品は終売となりました。ご希望がありましたら小分け販売にて対応しています。
※ 平成30年より原材料高騰のため価格改定が行われました。
※ 牛黄だけの末も販売しています
※ 風邪(風邪の後の疲れ)の場合は、牛黄清心丸をお勧めしています。

商品名  霊黄参
ジャンル 第三類医薬品
内容量  24Cap 104Cap
商品単価 24Cap 12000円
104Cap 48000円(税抜き)
ポイント  身体の疲れ、おもだるさなど
販売元 救心製薬
摂取方法など 水にて服用してください

参考:肝障害、解熱、貧血に漢方の牛黄 ふるさと文庫 より

 

  • この記事を書いた人
youz

ゆうき先生

大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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