改正薬事法後の排卵日検査薬の取扱について(2009年度)

2009年6月の改正薬事法以降、 「排卵日検査薬を売っていますか?」という問い合わせが来るようになりました。

改正薬事法施行前は、どこのドラッグストアでも取り扱っていましたが、改正薬事法施行後は、薬局のみの取扱になります。

排卵日検査薬は特に危険がある、、、わけでは無いですし、そんなものまで規制しなくても、、、という気持ちもありますが、決まり事なので仕方がありません。

取扱が面倒、薬剤師が常駐していない、などの理由で検査薬自体の取扱を中止したという店舗もちらほらと出てきています。

2009年頭の時点はどうなることやらわかりませんでしたが、結局、排卵日検査薬、妊娠検査薬ともほぼ「医療用体外診断用医薬品」になったようです。このため、薬剤師の説明がないと販売できなくなりました。

※ 購入に際して、処方箋は必要ありません

排卵、妊娠検査薬の入手法について

取扱は当店ではアラクス(ARAX)社の排卵日検査薬 CheckOneLHDigital(5回用)と妊娠検査薬 CheckOneFASTを在庫しています。ご購入希望の場合は、お電話にて在庫確認の上、ご来店ください。お近くのスギ薬局、マツモトキヨシ、調剤薬局などでも販売している可能性が高いです。メーカーに直接電話して取引のある薬局を聞くことも出来ます。

2016.02追記 薬局で取り扱うことが多くなってきました。そちらを紹介するようにしています。

CheckOneFAST(妊娠検査薬)とは?

ARAXより妊娠検査薬CheckOneFASTが発売されました。CheckOneFASTは、今までのCheckOneに比べて感度が高くなっていて、生理予定日当日から診断できるとのこと。病院の臨床で使われている感度と同等とのことです。

生理予定日前後などの早めに妊娠を知りたい場合は、CheckOneFASTを使いましょう。

注釈) 正確には、「排卵日検査薬」と「精度の高い妊娠検査薬」が医療用体外診断用医薬品になっています。(2009年9月調べ)

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この記事を書いた人

漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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