薬局に必要な設備器具 [漢方薬局の開局への道のり]

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 薬局に必要な設備器具

薬局に必ず備え付ける器具があります。薬務課の検査を受ける前に並べてみました。

  • イ  液量器(20ml及び200mlのもの)
  • ロ  温度計(100度)
  • ハ  水浴
  • ニ  調剤台
  • ホ  軟膏板
  • ヘ  乳鉢(散剤用のもの)及び乳棒
  • ト  はかり(感量10?のもの及び感量100?のもの)
  • チ  ビーカー
  • リ  ふるい器
  • ヌ  へら(金属製のもの及び角製又はこれに類するもの)
  • ル  メスピペット及びピペット台
  • ヲ  メスフラスコ及びメスシリンダー
  • ワ  薬匙(金属製のもの及び角製又はこれに類するもの)
  • カ  ロート及びロート台
  • ヨ  調剤に必要な書籍

アスクルに開局セットがあって、ほぼ購入できますが、、、なんと4万円近くかかります。・・・高いですねぇ(;´Д`)

昔は薬局で検査などをしていましたが、最近では検査はすべて外部に委託(検査機器が高いのと、高度化しているため)するようになっていますので、実質使わない設備も多いです。アスクルのセットに入っていない、はかり、調剤台、書籍は別途そろえる必要があります。開局セットをごそごそと見ていましたが、、、。

乳鉢やらはかり、ふるい器などは使うので、もう少し大きさとか種類を増やしたいですね。 水浴は・・・中学生の実験の頃からだいぶご無沙汰していました。久しぶりに見ました。アルコールランプで熱する銅製の水浴です。大学では恒温水浴(定温水浴)などを使用するのでほとんど使いません

2015120804

書籍ですが、ひとまず調剤薬局には

ヨ 調剤に必要な書籍として、

  • A 日本薬局方(条文と注釈)
  • B 薬事衛生六法
  • C 調剤指針
  • D OTC医薬品辞典

が必要になります。

日本薬局方は2006年に第十五改訂が発売されています。学生版だと安いのですが、薬局に置く「条文と注釈」はAmazonで25200円します(^-^;;;そして追補も購入すると、、、 結構色々とかかります。

さらにさらに、薬局製剤の許可も申請しましたので、他にも必要な設備が必要だったりします。次に続きます。

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この記事を書いた人

漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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