水虫の治療方法

夏の水虫治療は早期発見!

水虫で困っていませんか?水虫菌(白癬菌)はジメジメした足に繁殖します。高温多湿の日本の夏。特に梅雨のシーズンは湿気が高く、足も蒸れ易く、水虫の格好の繁殖場所。スポーツ選手や、外回りの営業さんなど屋外で働く仕事も、水虫になりやすい仕事です。

日本では、6人に1人は水虫で悩んでいるといわれています。また、自身は屋外で働かなくても、家族間の水虫の感染は多くあります。風呂場を共有するため水虫が感染しやすいのですが、家族にも話すことができずに感染が広がってしまったと言うこともあります。

水虫は『早期発見』『早期治療』で治る病気です。ちょっとしたコツで水虫を予防しましょう!

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 水虫対策:対処療法>生活

水虫は、カビ(白癬菌)が原因です。カビはどこにでも存在しますし、風呂場にカビがはえるように、ジメジメした足の指の間にもカビが生えてきます。逆に言えば、ジメジメさえしていなければ、カビは生えません。

水虫をはやさないためには、

毎日足を洗うこと (指の間を丁寧に)
靴は二足。毎日違う靴を履くこと
風通しの良い靴下をはくこと

といった湿気を撃退する方法で予防が出来ます。

長靴など乾きにくい靴の場合は「靴乾燥機」を使うのも良いでしょう。新聞を靴に丸めて入れるだけでも乾燥の効果があります。特に主な感染となるお風呂場の足ふきタオルは毎日取り替え、掃除するようにしてください。

水虫対策:対処療法>治療薬

水虫になってしまったら・・・ 早く治療を開始することが大切です。悪化や慢性化するだけでなく、他人への感染もありえます。

カサカサ水虫の場合、華陀膏や液体タイプの市販薬が、ジュクジュク水虫の場合、華陀膏、華陀チンキ(土槿皮チンキ)、クリームタイプや抗菌薬の併用がお勧めです。

治療の時に注意する点は、

家族の水虫も同時に治療することは

靴下は毎日取り替えること
軽石などは皮膚を傷つけ水虫を押し込むので使用しない
ゴシゴシと足を洗わない。石鹸は泡立てて
治療薬は最低1ヶ月は続けること。踵には3ヶ月程度を目安に!
足ふきマットも毎日取り替えること
脱衣場の掃除は必ずすること
治療薬は広めに塗ること。外から内に円を描くように

水虫は皮膚の表皮に住み着くため、表皮が入れ替わる数ヶ月間は必ずつけ続けるようにしましょう。こういったこまめな努力で、あなたの足は痒くない!!!頑張りましょうね!

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この記事を書いた人

漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。

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